風の王国 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086004350

感想・レビュー・書評

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  • 読み慣れない単語(漢字)が多く、当初から読書スピードが上がらなかった。
    「まぁ慣れてないからこんなものだろう」とサクサク読み進められないもどかしさは、ひとまずあっちの方に放り投げて読み進めることに。

    けれど読み進めれば進めるほど、違和感は募る。
    「●●には××には」などといった文章的な間違いや、
    「~だった」「~した」を連用しているために起こる単調さが目につきはじめる。物語というより報告書を読んでいるような。

    主人公についても大部分は『翠蘭』と表記されているが、突然『公主』となっていたりする。周囲の状況を鑑みれば、公の部分だから『公主』と表記されてるのかな…と思えなくもないけれど、誰もがそれを汲めるわけでもないだろう(特にこれはコバルト文庫、10代の少女向けだ)から、混乱してしまうのではないだろうか?
    10代の少女でもない私も、若干混乱した(威張れない)

    史実に基づいたお話だそうで、今巻はさわりの部分らしい。
    続きには、きっと興味深い顛末が待っているのだろうなとは思う。
    けれど、続編を読みたいか、と尋ねられると即答できない自分が、ちょっぴり残念。

  • 表紙に一目ぼれして買った本です(*゚ー゚)>

    翠蘭が唐から吐蕃(現・チベット)へ嫁ぐお話です

    そしてリジムとの出会い。

    2人のやりとりがとっても好きですw
    とってもおいしいです(´m`)クスクス

  • 時は7世紀。唐の皇帝、李世民(りせいみん)の姪でありながら、商人の娘として育てられた翠蘭(すいらん)は突然皇帝に呼び出され、こう言われる。「そなた、朕の娘となって吐蕃(とばん)国に嫁がぬか?」辺境の地、吐蕃(現在のチベット)に政略結婚で嫁ぐことになった翠蘭は、自ら馬に跨り旅路に出る。待ち受けていたのは、思いもかけぬ事件と、胸を焦がすような出会いだった…。慣れない異国の暮らし。王宮の黒い陰謀。そして初めて知った恋。歴史を駆け抜けたヒロインの、運命の物語。

    史実を基にした、歴史ロマン!!!
    チベットが舞台という、めずらしーい物語(●´∀`人´∀`○)
    歴史もの好きにはたまらんですよ、ええ($'`)
    しかもなぜかするすると読める…☆
    早く続きを全部読みたい!!!!!!!!!!
    寝食忘れて夢中(ノД`)

  • ずっと気になってたけど長大さに怯んで手を出せていなかった作品、やっと読めた。まだまだ序章だけど重厚で面白い。

  • 今まで自分があまり目を向けることの無かった地の物語で、面白いです。
    主人公で唐の公主として国を出て、見知らぬ土地吐蕃に嫁入りする翠蘭の不安、前妻とのことがらあるからか、どうしていいのかわからない不器用なリジムの様子に、とても初々しさを感じました。

  • 他の吐蕃な話を読んでいたら再読したくなって再読。皇帝の姪として生まれたが、母親に憎まれていた翠蘭。それでも、周囲の人に愛されておてんばに育った彼女は、皇帝から吐蕃への嫁入りを命じられる。吐蕃へ向かう翠蘭が出会ったのは……。こんな少女小説っぽいあらすじですが、この後の翠蘭の怒涛の人生が待ち受けていると思うとたまりません。講談社文庫から出してみたのも納得。十二国記ばりのそれぞれの人物の人生がたまりません。しばらく読み返そう。

  • 唐の皇帝からチベットに嫁げと命令された翠蘭

    お嫁入りまでの道中は険しく、命の危険あり

    川に落ちた翠蘭を助けてくれたリジムとの
    焦ったいほど微笑ましいやりとりにほっこり

    最後まで飽きさせずに
    お話の世界に引き込んでくれました(((o(*゚▽゚*)o)))♡

    もちろん続きも読みますよー

  • 唐代の史実をもとにした少女小説の良作
    『彩雲国』に同じく1巻で一応完結しているので続巻次第

  • じわじわと自炊読み。

  • シリーズ1巻目

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