赤の神紋 第10章 Double Tempest (コバルト文庫)

  • 集英社 (2004年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784086005289

みんなの感想まとめ

物語は、演劇の舞台裏を舞台にした緊張感あふれる展開が魅力です。主人公ケイが「共演者殺し」と呼ばれる特異な能力を発揮し、代役として登場したワタルとの関係が深まる中、彼らの選択や葛藤が描かれます。特に、二...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ10

    読み始めると止まらなくなる熱量を含んでる
    このお話。

    ケイの、共演者殺しのせいで、
    なんと代役が、ワタル!

    お互いをみとめ、助け合い、
    二人で観覧車にまで乗っちゃって

    ケイは連城とめ穏やかないい雰囲気!

  •  最後にワタルにもう一度帆津羅のセリフを言ってもらうところから始まったこの巻。
     結局、響生がどんな判断を下したのか、は謎のまま物語は中盤まで進みます。

     この巻の見どころは、ワタルが演じる帆津羅を見た響生がケイとワタル、どちらを選んだのか、ということと。
     ケイとワタルの舞台での直接対決。

     響生は「言葉を天に上げられる」という基準で結局は選んだのですが、一方の榛原は「それはまやかしだ」と言う。

     本当、この物語はそのまま通せばすっとするところを、素直に通さないんですよね。
     あぁ、またひっくり返されたー! ってなる。

     ものすごくフラストレーションがたまる!
     でも、だからこそ面白いんですよね。

     まぁ、本当のところ、人間って迷いながら進んでいくもんだから、リアルな小説にしたらこうなっちゃうのかもしれないけど、それにしても迷いすぎだと思うよ……(苦笑)

     そして、ケイとワタルの直接対決。
     本当に面白かったと思います。

     読み応えがあるなー、と思うのはこんな時。
     本当に演じる人じゃないのに、どうしてこんなに丁寧に描けるのか、すごいと思いました。

     読みごたえは十分な小説ですが、後は優柔不断な登場人物たちにイライラしないか! ってことだけがポイントになると思います。
     すっきりケリをつけたければ、最終巻まで買い揃えた上でじくり読んでもらえれば……と思います。

  • 連城はワタルの演じる帆津羅に完璧を見るが、天に祈りを捧げるようなケイを求める。舞台ではケイが拉致されたり、相手役がワタルに変わったりといろいろあるが、榛原の思うようにケイが覚醒していく。連城は一体いつまでうだうだとやっているのか、いらいらさせられる。ぐるぐるがしつこいのでは?

  • ついに直接対決。手に握るほど汗はかかなかったけど、噛み締めすぎた奥歯の付け根が痛い・・・。怖い怖い怖い!ある程度は想像できた展開だったけど、それだけで済むはずもなくて。
    冒頭しばらく出番のない、いてもいなくても物語は進行していってしまう、演劇人ではないけど小説家という微妙な位置にいる連城が、あれだけ影響されて振り回されているのに、それでもやっぱり「観客でしかない」ってところが切ないよ。追いすがっていきたいんだろうにもう一歩手が届かなくて。諦めずに足掻きはじめる気配のある彼の今後に希望なんか持ってみたりして。
    でもほんと。「ただの観客でよかった」って。ものすごい緊張してものすごい興奮して、ものすんごい疲れた。読書って体力いるんだよ・・・。

    20080417〜20080423

  • とうとう既刊読破。徐々に徐々に成長していく連城。ケイも可愛いけど、多分連城がいいんだろうけど榛原にも・・・ってああ煮え切らない。でも一番煮え切らなかったのは連城か 笑。いや、そんなトコが素敵ですが、連城は。
    次の展開は恐らく会いに行くんでしょう。でもだとすると物語は佳境に入ってきていることになる。連城はどうやら榛原に対する執着・苦悩を自分の中で消化・昇華し始めてるようだし。たのしみたのしみ。飛鳥は連城の榛原に対する「どうしようもない殺意・憎悪と同じかそれ以上の屈折した愛情」のデフォルメとして登場していると思っているのですが・・・。飛鳥の扱いもどうなるかが楽しみだわ。

  • 「自らの作品を体現するワタルに、連城響生は圧倒される」・・・困るよ、連城。しっかりしてくれ〜。読むのが怖い。-----読みました。疲れたぁ〜。皆様のお心の深さについていけない(汗)。迫力の在るお話です。ぐったり。

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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