流血女神伝 喪の女王 (1) (コバルト文庫)

著者 : 須賀しのぶ

• 集英社 (2005年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

大祭のザカールを襲った大地震により、囚われの身からからくも逃れたカリエは、その身を挺して助けてくれたエディアルドとともに新しい旅を始めていた。胎内には、千人目のクナムとなるであろうリウジールの子を宿し、癒しきれぬ心の傷を負って…。しかし二人の逃避行を容認できない王バルアンは、執拗なまでにその行方をさぐろうとしていく。流血女神伝シリーズ・最終章スタート。

感想・レビュー・書評

[mojaeさんの感想 · 2012年4月1日]

エドのまっすぐさにあこがれるけど、そういうふうに覚悟を決めるのは難しいなあ。
ラクリゼも幸せになってほしい。

[enさんの感想 · 2012年3月31日]

リウジールの子供を宿したカリエは、エドとともにユリ・スカナへと逃亡するが、逃避行を認めないバルアンは執拗に二人の行方を追う…

エドの登場シーンが多くてうれしい(^^♪
やっぱり、バルアンよりもエドが好きだなぁ…
バルアンとカリエは幸せそうだったのに、こんな展開になるなんて予想してなかったな。
レイザンは今後も登場して活躍あるのかな。ちょっと期待してます。
それにラクリゼも復活してほしい！
そしてまた続きが気になる展開です(>_<)

[なおさんの感想 · 2024年4月25日]

エドやっぱりかっこいいなぁ、！
エドとカリエの距離感が好き。
再読だけど、このあたりからあんまり覚えてないから楽しい。

[ゲーム脳さんの感想 · 2024年2月2日]

不穏な空気はあるものの、全体的に穏やかだったのにラストで急展開。やっぱり…って気持ちになった。

気持ちに気付かなければ、名前をつけないからこそ傍にいられる。カリエがどんな立場になろうと、カリエとして接して守り続けるエドは愛と語るには収まりきらないなあ。
バルアンとしてもカリエと結婚したのに、カリエにとって一番信頼出来る相手がエドであったことは悔しいよね～～～
最初からカリエとエドの仲を疑ってたし、エドを庇ってまでって。ちょっと哀れだな 放っておけばいいのに、追いかけてしまう バルアンとて人の子だな

[hosinotukiさんの感想 · 2018年11月1日]

ユリ・スカナのイーダル王子の庇護のもとしばらく暮らす少しのんびりした序章．最後の数ページで怒涛の展開．ザカールの刺客に襲われ逃げてあっという間の女の子出産！びっくりしたのなんのって．

[凪野基さんの感想 · 2018年10月8日]

58：この表紙すごい好き……！

[f0314087さんの感想 · 2015年6月17日]

第一作を書いた段階で　作者は最終章まで考えていたのだろうか…。

ある意味予測できない展開だが。

[tamachibiさんの感想 · 2012年3月4日]

舞台はいよいよユス・カリナに移り、物語も新たな展開

[nosakaさんの感想 · 2010年11月27日]

シリーズ18作目。ユリ・スカナ編。

[hanaasagiさんの感想 · 2009年11月2日]

10月18日　読了

[85さんの感想 · 2009年6月19日]

イーダルがなんだかステキかもしれません。

[秘色さんの感想 · 2008年2月1日]

ザカールから逃げ出したカリエとエディアルドは、ユリ・スカナで王子イーダルに匿われる。千人目のクナムとなるリウジールの子どもも無事に成長している。
　しかし、バルアンはザカール人にカリエとエディアルドの暗殺を命じた。
　カリエとエドが気になります。カリエにとってエドが家族なのは分かりますが、エドにとってカリエは弟?妹?それとも…?

[河童さんの感想 · 2007年12月15日]

ユリ・スカナ編。
エド完全復活。

[miscellaneous.yさんの感想 · 2007年11月19日]

* 帝国の娘〈前・後〉
* 砂の覇王〈全9巻〉
* 女神の花嫁〈前・中・後〉
* 暗き神の鎖〈前・中・後〉
* 喪の女王〈全8巻〉
* 天気晴朗なれど波高し。
* 天気晴朗なれど波高し。(2)

[白梟さんの感想 · 2006年8月15日]

『流血女神伝』シリーズ最終章。完結・全8巻。<br>イラストは船戸明里。

[羽月ありすさんの感想 · 2005年11月13日]

エディアルドとサルベーンのやりとりはどうしてこうもおもしろいんだろう･･････

[紅音さんの感想 · 2005年11月7日]

　いつも通り面白くて続きが早く読みたい状況です。エドが出っ放しなのでエド好きにはウハウハっすね…。そして相変わらず、エドとサルベーンの会話が面白くて好きです（笑）
<BR><BR>　色々と気になる事が沢山有る巻でした。グラーシカやドーン兄上たちの事が特に気になります…ｖｖ次巻出てくる事を期待してたり…。

[ｋｏｕさんの感想 · 2005年8月28日]

新章突入。ずいぶん遠くまできたなあという印象。いや続きが楽しみです。

[かつらさんの感想 · 2005年6月19日]

今、カリエって何歳でしたっけ？
イーダル好きです。あんまり昏いところ出さなくていいです。兄上はどうした。グラ姉さまはどうした。

[Ｌｕｃｙさんの感想 · 2005年6月9日]

今回も期待通り！ユリスカナに渡ったカリエとエドはイーダルのもとに身を寄せます。前の巻の最後から今後の展開が怖かったのですが、とりあえずエドとカリエの養生編のようで安心して読めました。特にイーダル王子の変態っぷりと腹心のアルガの容赦ないけなしっぷりには大爆笑…。これは本屋では立ち読みできません（笑）。これからまた大いに乱れていく展開のようですが全く先が読めません。続巻が楽しみです

著者プロフィール

『惑星童話』にて９４年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。２０１６年『革命前夜』で大藪春彦賞、１７年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」