春待ちの姫君たち リリカル・ミステリー (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086007023

作品紹介・あらすじ

女子校の中等部に通う赤音。親友の春来と楽しい学校生活を送っていた。しかし、学年の中心的存在の少女・舞がふたりの友情を引き裂いてしまう!ふたりの間に割りこもうとする舞を拒んだことで、赤音はクラスメートから嫌がらせを受けるようになる。以来ひとりぼっちでいる赤音。だが彼女には、誰も知らない秘密があって…!乙女の園で華やかに繰り広げられるリリカル・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  •  「ほかの子たちとは区別して特別なただ一人だけにその権利をプレゼントしようって、
     入学直後から決めていたの。」
     「あたしの名前を」
     「赤音にだけ呼ばせてあげる──」

    というリリカル・ミステリー第2弾。
    今回は別にミステリじゃないような。
    叙述トリックが含まれてるから?whoもhowもwhyもありませんが、まあいいか。

    今度はさんざん後味悪めに進めておいて最後に救いがあるお話でした。
    キャラクターたちそれぞれの現状認識の齟齬がメインだったとおもいますが
    あんまり上手にそのズレを表現できていない文章でした。

    いまひとつ。

  • 何でしょうこの雰囲気。
    学校が舞台なのに、主要人物達以外の生徒達や教師達の存在が感じられなくて、舞台劇を観ているよう。

  • 人気者の舞に従わなかったことで、クラスから孤立してしまった赤音。 心を閉ざした赤音を支えているのは、親友の"彩"。 しかし舞は彩の正体に気づいていく。

    またリリカルとついているわりにはダークですね。
    完全にミスリードでした。舞ちゃんは違ったんですね。
    こういう雰囲気の作家さんって他にいない気がします。
    コバルトでは絶筆してしまいましたが、新書で新作が出ているので、楽しみ。

    それにしても、制服がかわいかった!
    白い制服って憧れですが、自分が着る分には大変そう。

  • 意外な結末でびっくり(@ ̄□ ̄@;)!!

  • 何度も読み返したくなるぐらい深い話しでした。

  • おそらく一番好きな小説です。
    最後に最後にすごい驚きの展開が待っていますよ!
    『まさか』って感じです!
    何回読んでも全く飽きないんです!自分は5回くらい読んじゃいました★

  • この話はなんか怖かったなあ。彩がやばい、こえええ!!舞が悪者かと思ってた自分、舞に謝りたい;これも2回読むとよく分かる本ですね。

  • 女子校を舞台にした物語。女の子のちょっと濃い友情とそこから来る閉鎖的な雰囲気の描き方が巧いです。

  • コバルトでかーいらしいイラスト付いてるわりにやっぱりダークです。
    テーマ(?)はいじめ。

    カバー・本文イラスト / 水上 カオリ
    装丁 / 大島 亜夢(nayuta)

  • これまた、難しい…彩をばっちり間違って認識してました。やられてしまいましたね…。でもさ、一番初めの原因はやっぱり、舞が間に入ってきたからだよね?舞が二人の間に入ってこなかったらこんな状況にはならなかったのにね…。
    20060211:読了

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