伯爵と妖精 涙の秘密をおしえて (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.85
  • (72)
  • (79)
  • (108)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 627
感想 : 44
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086007474

作品紹介・あらすじ

妖精博士のリディアは、スコットランドで休暇を過ごしていた。雇い主で、彼女を婚約者扱いする妖精国伯爵・エドガーを好きになってしまうのが怖くて、ロンドンから逃げてきたのだ。ある日、妖精国伯爵の先祖にまつわる話を聞いたリディアは、真実を確かめようと人魚の一族が棲むマナーン島へ向かう。その頃ロンドンでは、エドガーと親交の深い画家ポールのもとに不思議な少女が現れて…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4-08-600747-9 c0193¥514E.

    伯爵と妖精
    涙の秘密をおしえて

    コバルト文庫

    2006年4/10
    著者:谷瑞恵(たに みずえ)
    株式会社集英社

  • エドガーとユリシスのどちらが青騎士伯爵なのか。血脈、資質どちらが大事なのか、についての巻。
    1〜2巻ではあまり感じなかったけど、エドガーはリーダーとしてはすごく頼れるんだろうな、と改めて実感。
    交渉能力が高いというか。
    妖精とかのファンタジー感溢れる物語のヒーローが、どうして特別な能力がないんだろうと不思議だったんだけど、なくても十分魅力的なんだとやっと気づいた。
    ただ!押し倒した(ってはっきりは書いてないけど)時の『アーミン』だけはダメだと思う!!
    いくら酔っててもダメです!
    アーミンの行動はやっぱり良くわからないし。何がしたいんだろう。

  • 2020.5.20再読終了。

    バンシーの琥珀の涙。
    エドガーの貴族の誇り、青騎士伯爵としての決意の7巻。
    リディアとの関係も進んだかのように見えたけど…?
    お互いにまだ迷いがあって微妙にすれ違い。

    P.87.105.111.156.175.234.276

  • すれちがったままだなあ
    このまますすむのは辛いなあ
    アーミンも怪しすぎるし、アーミンに対する思いもエドガーは自覚してないし
    困るー
    しかしバンシーかわいかった
    よく頑張ったのだなあ

  • すこし近づいた二人の距離。今後、いろいろと待ち構えていそうですがいい意味でまた変わったエドガーに期待です。

  • 【伯爵と妖精7作目】
    あちゃ~、エドガーやっちゃった。
    アーミンって言ってしまった...
    リディアが可哀想すぎる。。。
    それにしてもアーミンはどっちの味方?
    気になるのでサクサク続きを読むとしよう。

  • エドガーのバカ!(2度目)リディアを抱きしめておきながら他の女の人の名前を呟くなんて!
    てか相変わらずニコっていいところに現れる。こんな相棒、私も欲しいわ〜
    にしてもアーミンの意図がつかめない。プリンスやユリシスと繋がっているのかもしれないけど、エドガーのために動いてるんだろうなとは思う。最後になって急にもやもや〜

  • 前作でスコットランドで休暇という名目で戻ってしまったリディア。
    そこで300年前ではなく、100年前に青騎士伯爵が英国に現れたらしいことを知る。
    謎を解くために、人魚の棲むマナーン島へ向かう。

    その頃ロンドンではポールの元に不思議な少女が表れて…ということで、青騎士伯爵家のバンシー登場。
    『バンシーの(記憶のカギを握る)琥珀を探せ』

    ユリシスの出自も今回ではっきりし、シルヴァンフォード侯爵家とアシェンバート伯爵家の過去の交流?も一部明らかに。

    青騎士伯爵家傍流の血を引くユリシスに100年前の伯爵(グラディス)の『遺産』をバンシーは渡してしまうのか。
    それとも、メロウの剣を手にしたエドガーにそれを与えてくれるのか。

    エドガーはますます青騎士伯爵という名を重んじ、そしてその重さを実感していく今回のお話。
    一方リディアとは、彼女が再び近づいてくれるようだった途端に信じられない失態をやらかすエドガー。
    これで信じてくれと言われたって、リディアじゃなくたってそう簡単には信じらないでしょう…。頑張れ。
    二人の仲は相変わらず…だけれども、やっとリディアは自分の気持ちは自覚した模様。

    アーミンの行動がエドガーとリディア、ポールの知れるところに。
    彼女がケルピーにあることを提案したところで、以下次巻。

  • シリーズ第七巻。リディアとエドガーに早く上手くいってくれと思わずにいられない。エドガーはとことんタイミングが悪いと言うかなんと言うか。三度目のプロポーズ。

  • アーミンは結局いまだにたんなる恋する乙女ってことでいいんでしょうか…

    再度の裏切りを知ってやけっぱちになるエドガーと、その後、酔ってたあいだの記憶がなくててんぱるエドガーが非常にかわいかった一冊w

全44件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷瑞恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
福山 リョウコ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×