伯爵と妖精 駆け落ちは月夜を待って (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.81
  • (66)
  • (72)
  • (113)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 612
感想 : 43
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086007887

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ8作品目。短編集。
    ・銀月夜のフェアリーテール
    ・雪水晶のフェアリーテール
    ・恋占いをお望みどおり
    ・駆け落ちは月夜を待って
    ・きみにとどく魔法

    『銀月夜〜』と『雪水晶〜』はエドガーと出会う前の話し。
    前から気になってたケルピーとの出会いの話しが読めて良かった。
    それにケルピーの弟とルースが妖精の国に行った後の2人の話しも読みたい。

    『きみに〜』は前巻の続き、クリスマスでのことをリディア目線、エドガー目線でそれぞれ書いてある。
    妖精とか魔法とかファンタジー要素がたくさんあるシリーズだけど、シリアス展開も多いからかなかなか甘いほんわかした雰囲気にならない。この話しは少し柔らかい感じで、リディアもいつもより少し素直になってた。

    それにしてもタイトルが可愛らしくて、このシリーズにぴったりだなーといつも思う。

  • 2020.6.14再読終了。

    8巻は短編集。

  • 短編だからか、ちょっとだけみんな素直になってる
    このムードが続けばいいのになあーー

  • 短編集。二人の気持ちがよりわかって楽しめました。

  • 【伯爵と妖精8作目】
    短編集。
    ケルピーとの出会いなどなど。
    クリスマスの話もよかったけど『銀月夜のファアリーテイル』が私は好きだな。
    どの話も暖かかった。

  • マーガレットの占いのところ面白い( ´ ▽ ` )エドガーにまんまとしてやられたね〜リディア♡
    それに、アンディーもエドガーも恋する一面が見えてホッとした〜

  • 閑話休題、の短編集。
    クリスマスにちなんだ4編が収録されている。
    どれも聖なるクリスマスに相応しい、温かいお話。優劣つけられないな。
    文句なしの五つ星!

    本編がハラハラすることばかりだから、ちょっと落ち着けた……という本音(笑)


    そうかそうか、クリスマス~年始にかけての休暇の間に、こんなことがあったのね……(ほゎv
    だいぶエドガーに傾いてるリディア。
    夢のなかでなら素直になれるのにね。現実は難しいね。

    とても素敵なクリスマスの贈り物を貰った気分。
    あぁ、まだクリスマスまで2か月あるけども。

  • シリーズ第八巻。ケルピーとの出会い話。リディアが休暇中のクリスマス話がきゅん。

  • 短編集。
    表題作がいちばん好きでした。だいぶかたむいてきてるリディアがかわいい!

  • 伯妖の最初の短編集
    あらすじとか見ずに読み始めたから、いきなり本編前の話が始まってびっくりした

    今回の収録作品はどれも好き

    最初の話は昔からリディアが他人のために自分のものを差し出すのを厭わないってにがよく分かるよね
    てか、後でバイオリニスト出てこなかったっけ?あれとは別の人??

    二つ目はリディアとケルピーの出会い編
    そういえばこんなんだったねって感じ
    てかケルピーって黒だけじゃないんだね、と今更ながらに思う

    最後のクリスマスは切甘?切微甘?だけどいいよね
    指輪か、はたまた妖精かがつかの間の幸せを二人に
    リディアはエドガーの本性を知ってなお、エドガーを気にかけてくれてる存在だもんね そりゃ大切にしたくなるよね
    リディアだから、ちゃかしてしまうことはあっても、素直になれるんだろうね (まぁそのちゃかしのおかげでリディアが夢の中でくらいしか素直になれてないけど)

全43件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷瑞恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
荻原 規子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×