恋のドレスと薔薇のデビュタント ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2006年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086007948
感想・レビュー・書評
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闇は闇を増幅する。
その闇を引き出してしまったのは、男の身勝手。
富と名誉しか頭になく、女性をその一部だと思っている男の身勝手さに他ならない。 -
ずいぶん年上の男と望まない婚約をさせられている少女のお話。
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このカップルが一番好きだあああああああああ。
ファニーとケネス!
恋を知り始めた少女と明るい弁護士!
ファニーがどんどん輝いていくのが次巻以降も書かれていますが、こんな純粋で善良な女の子なんて滅多にいないよ。
ケネス、きみはいい選択をした。
でも、MVPはノラだと思う。
闇のドレスを敷くという快挙を成し遂げ、ファニーを守ったんだから。
ケネスとファニーが結婚、ノラがそのままファニーについていった新婚話も読みたかった。 -
8章はどんでん返しに衝撃展開にクリスの自覚と、密度の高い章でした。楽しかった。
そもそもお仕事小説というより、身分差恋愛小説なので、ケネスくんとファニーのこの先も前途多難感たっぷりですね。まぁケネスは一応貴族扱いだけど。
しかし貴族階級の意識をちゃんと書いてるなぁと思うのが、決闘中止時の「紳士だと思っていたから」という発言。ただの商人じゃ駄目なんだっていうのが、なかなかえぐい。
あ、ところでイアンがワンカット出てきましたけど、予想とだいぶ違ってました。衝撃。こんな可愛い顔だとは…ケネスはイメージ通り。 -
二人の仲がもどかしくも、見ていて楽しい感じ。
この距離感がいいんだなー。
チラチラ出てくるアイリスの影、母親の謎。
これらのミステリーがどのように解かれていくかも楽しみの一つ。 -
強いられた結婚を望まない没落貴族令嬢ファニーのドレス作りの話。
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シャーリー拗ねすぎわろた
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決闘の仕組みというかルールがよくわからんのだが、公平さの判断基準はもっと解らんかったな。今巻、シャーリーがっつり端役なのに独り大怪我っていう損な役回りであった。あとな、シャーリーは優しいとか言ってるクリスさん、目を覚ませ~(笑)
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不純。婚約者がいるのに浮気するのはケツが軽い女の証拠。