桃源の薬 翡翠色の王国 (桃源の薬シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086008648

作品紹介・あらすじ

ついに結ばれたインシェンと凛花。蘭城の城市にたどり着いたふたりを待ち受けていたのは、綺羅、シロ、娥瑛のなつかしい仲間たちだった!銀露山から逃げ出した妖魔を退けた綺羅と娥瑛。しかし綺羅は「怪魚が出る」と不吉なことを言う-。再会を祝した宴のあと、凛花は泣いている不思議な男に出会う。聞くと、シィリーンとはぐれてしまったと言うのだが…!?中華風幻想ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • まず、この巻のあらすじを見て、前巻の最後で、インシェンと凛花が結ばれたことに気付きました。いや、まさか最初から外でだなんて、思ってもなかったです(^^ゞ

    今回のお話は、綺羅の昔の仲間とのお話ですが、周りにいる人間を凶暴な気持ちにさせてしまう、実は心のやさしい騒魚や水徳星君が出てきます。

    水徳星君は、綺羅の仲間、紫琳が計画した、すべてを水に沈めるための宴の最中、凛花に、結ばれると必ず子供ができる丹を飲ませ、大事な水玉環を取ってしまいます。ほんと、いらんことばっかりする人ですね、この人。

    必ず子供ができる=凛花の死なので、凛花はインシェンが怖くて仕方なくなり、インシェンに触られるのを拒絶。本能からなのですが、凛花以上に、拒絶されたインシェンがかわいそうです。

    次は、凛花が飲まされた絶対妊娠する丹を中和するため、時たま出てきていた西王母のところに行くようですが、こんなところで終わってしまうと、気になって仕方ないです。

  • 今回は綺羅がメインのお話で、綺羅の過去がちょっとわかります。それにしても凛花は綺羅が自分のこと好きだって知らなかったのぉ?そうだったっけ???綺羅の幼馴染が反乱を起こそうとする。それを裏で手を引いているのが水徳聖君で、水徳聖君によって放たれたカイと凛花が知り合う。

  • どっか最後に光が見えてほしいのに今回はそれが見えないから嫌だ。

  • インシェンと前回結ばれたあとの話。次は綺羅編でした。綺羅は両性ですが今回は男よりでかっこよかった。
    で、今回の話の終わりに凛花がある人にある丹を飲まされてしまって大変ってとこで終わってます。いいとこで終わってる。

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