恋のドレスと硝子のドールハウス ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086008983

作品紹介・あらすじ

仕立屋『薔薇色』を訪れた少年エド。クリスは彼にそっくりだという姉シャロンのドレスを依頼される。屋敷を訪れたクリスは、シャロンの恋の相手を選んでほしいと頼まれ、恋をゲームのように弄ぶ姉弟に困惑する。『薔薇色』のドレスで本当の恋に目覚めたシャロンにエドは反発するが…。一方、シャーロックは闇のドレスとクリスの母の関わりに気づき、クリスと向き合う決心をする。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ6


    病弱な双子の自立と恋

    そして
    クリスに会いたくてしょーがない
    シャーロック!

  • クリスの過去、依頼人の過去と場面がたびたび変わります。
    1冊完結で、何処から読んでもいいとのことですが、私はやはり順に読んで行きたいです。

  • 今回は恋だけじゃなくて親子の物語。クリスとリンダも親子なので、その前哨戦か。

    デイヴィットがいいキャラで心休まる。逆にユベールがこんなに出張ると思わなかったし、顔はいいのかもしれないけど偉そうだよね(笑)

    あとまさかのパメラの恋のさやあてが…イアン派です(笑)

  • マクドス将軍令嬢シャロンのドレス作りの話。
    将軍長男のエド、性格よければかわいい子なのに…。

  • そっくりな姉弟の物語。
    姉弟って、また微妙だと思う。
    それぞれの関係と、そして親の想いと。
    得てして親の想いっていうのは子どもから誤解を受けやすい。
    それは親も子供に甘えているからだと思う。
    でも、親子というのも一つの人間関係だ。
    大切な関係だからこそ、より大切に慎重に扱っていかなければならない。
    クリスの関係は、ま、少し進展ありというところ。

  • 恋をゲームのように弄ぶっていうのはちょっと違うなあ。
    あらすじ印象でそれことビ○チ貴族の話かと思ったらそんなことはない。
    恋をゲームにしても弄んでもいない純情少女のお話だった。

  • 冒頭でシャーロックが父と交わした紳士協定。
    いつか思いついたときに「これにだけは従え」という父に、しばられ続けるのはまっぴらなので「これをするな」ではなくて「これをしろ」にしてください、と口にした息子ですが、「どこそこの令嬢と結婚しろ」と言われたらそれに一生縛られ続けるっていう。
    この流れだと、あきらかにそのための伏線だとしか思えない。まあ英国国教会だろうから、離婚できないってわけじゃないけどねー。

    デイヴィット、という表記が気持ち悪くてしかたなかったので☆よっつ…。

  • シャーリーはクリスに会う口実(主に自分に対しての)をこじつけるのに必死だな。パパンに作った借りをいつ返す羽目になるのか。きっと絶妙なタイミングでこのカードをパパンは切るのでありましょう。ローストビーフ、今回も食うに至らず。

  • 父親を憎むのは息子のしごと。

  • 少し、クリスの根っこの部分に触れ始めました。

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著者プロフィール

あおき・ゆうこ
『ぼくのズーマー』が集英社主催2002年度ノベル大賞を受賞してデビュー。『これは経費で落ちません! 経理部の森若さん』シリーズがドラマ化、コミック化され人気を博す。『派遣社員あすみの家計簿』も好調!

「2021年 『コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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