少年舞妓・千代菊がゆく! ひと夏の冒険 (少年舞妓・千代菊がゆく! シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086010399

作品紹介・あらすじ

見習い舞妓の千代菊は中学生。見習いというのはいずれ「店だし」して、一人前の舞妓としてデビューするもの。でも千代菊は、実は男の子なのだ。いつまで続けられるのかわからないのに、お座敷で知り合った着物会社の社長・一越さんから豪華な振り袖をもらってしまった。複雑な気持ちの千代菊に、意外な人物が接近して…?舞妓を始めたばかりの千代菊が経験した、祇園の夏の物語。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ24

    これこれ、これぞ千代菊!

    ニレ様から寄贈された、こうかな囲碁の碁盤の盗難騒ぎを
    巡っての一夏の冒険と

    呉服の一越さんの親子ゲンカの橋渡しと


    大文字火送りでの、ニレ様のお戯れと


    盛りだくさんの一冊

  • シリーズ24巻目

  • 時間軸は巻き戻って、千代菊がまだ見習いさん(仕込みさん)の夏へ。
    水淵くんのエピソードは、なんとなく千代菊が引退してもそのあとは…という伏線のようにも感じました。

    碁盤のエピソードは特に語るところなし。

    作者さんのお母様が亡くなられて、新規エピソードを描く元気がなかったのかな…と、ふと感じました。

    書きおろしはその水淵くんの1つだけですしね。

    元気を取り戻していただきたいですね。読者として身勝手なのはわかっていますが…。

  • 外伝? だいぶ昔の話なんだけど・・・。コバルトは時々こういった本の出し方をするので、困る。

  • ミキの所属する囲碁部に高価な碁盤が寄贈された。送り主はあの楡崎慎一郎。お披露目会をすることになったのだが、その前日になんと碁盤が行方不明に!碁盤はどこへ?ミキと千代菊で碁盤の行方を捜す。
    あとは、楡崎との大文字の送り火見たり・・・短編集みたいなカンジ。

  • 『萩とススキの夏着物』と『夏休みの大事件 前後編』の短編二本収録。どちらも千代菊が店だしする前の物語。一越親子と着物にまつわる話と、楡崎から寄贈された高級碁盤にまつわる話。二本目の話では、楡崎のセクハラも炸裂で短いながらも楽しめた。

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