- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086011006
作品紹介・あらすじ
守龍探しの旅を終え、故郷の東の果て半島に戻ったアルダ・ココと護衛役のウルファ。静かに暮らしはじめた二人だが、アルダ・ココはウルファがなぜか苛立っているように感じ、少し不安になっていた。そんなとき、ヨールの眠る森へ向かった彼女にあやしい影が忍び寄り…!?表題作ほか、旅の仲間たち、そして魔法使いラダ、地狼ヨールの「それから」の物語を収録したスペシャルな短編集。
感想・レビュー・書評
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緑のアルダ外伝デス。
本編後の話となっており、かなりほのぼのとした感じでした。
ルダート、馴染んでるなぁ。アナもちょっと腹黒というか…賢くなったね!
アルダは相変わらずの超鈍感!
思わずウルファ頑張れ、と思ってしまいました。
カートラムはヘタレデスよね! そして苦労人。そのうち胃に穴が開きそうです。オベロに弄られすぎて。
本編でも思ったのですが、ラダはやっぱりアルダが好きだったのではないかしら…。
一人になって、彼もかなり落ち着いた感じになりましたよね。
やはり、彼の行方が一番気になりますね…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説ですよ♪
絵は気にしないで読めばいいストーリーです☆ -
緑のアルダ、勢いにのって最後までいきました。
…が、正直第2部はダメダメです。
第2部全部すっとばして10巻「龍の島」から本当の最終巻「約束の地」に
とんでもいいんでないでしょうか、悪役ラダっちのファン以外は。
兎に角終盤はうんざりするくらラダの贔屓が凄いです。
話が進むほど、10巻が馬鹿にされたような展開で…
からむのはラダばっかりで、龍は味付け程度。
終盤のキーパーソン・ルーエも色々と唐突すぎて奥行きが感じられない。
このあたりの書き込み次第で、「約束の地」での涙度合いも違ったと思います。
なんか別のところでも書いたなこの感想(苦笑)。
改めて完結巻・「約束の地」も読み返しましたが、これは良かったですね。
ラダの補足ばっかりだった「龍の歌」に対して、「りゅーま」からのファンも
納得のEDへと繋がっています。
はっきり書かれていませんが、アルダ・ココは「りゅーま」の主人公・タギの一族の
子孫では?とほんのり触れられています。
これも消化不良ではあるのですが、あいまいなほうがいいかも、でもあり何とも複雑。
「約束の地」は皆最高でしたが(笑)、終盤のささやかな収穫人物はルダート王子ですね。
でも彼が1番色々な意味でラダっちのとばっちりを食ったキャラのようにも…
終盤ラダだけが暴れすぎたせいで彼や龍の存在さえぼやけたので;
このあたり含め「龍」の巻き返しが「乙龍」シリーズでみれるかも気になります。
…というわけで★5つは「約束の地」の評価。
本編ラスト2巻は単体で感想書く気も起きませんでした。 -
終わり方が唐突な気が・・・。ある意味どこででも終わらせられたってこと・・・?って感じ。
しかも最後はもう「ラダ、ラダ」ばっかりだったし。まぁ、途中アナンシアが主役?って感じになったりもしたし。最後はアルダ・ココにスポットライトが当たった気はするけどね。
特に感動もなく、面白かったというほどでもなく。 -
あの子が帰ってきた!!
彼女が出てくることを期待して今までこのシリーズを読んでいたといっても過言ではないワタクシ。
彼女がちらりと姿を見せただけで、もう感無量。
一体どんな気持ちで彼女はヨールを訪問したんでしょうね?
彼女の口から零れる台詞一つ一つが重くて重くて…!
いえね、実は…「りゅーま」のあの最悪の事件を読んだ翌日、私ってば漢検の日だったんですよ。
なのにタギへの怒りがどうにもこうにも収まらず、問題用紙にタギのあほー!と書きなぐった記憶が。
それほどあの事件には…というかシェイラに肩入れしてしまっていたんですねぇ。
そしてそのまま、ずーっと心にしこりが残ったままだったんです、日々野。
だからもうホント、この、これを待ってたんだよー!!と、ダダ泣きしました。
彼女のお話は、もう読めないのかな〜…。
ヨールが彼女を訪問するお話とか、読みたいなぁちくしょう!
…と、最後のお話ばっかりに触れてしまうくらいに衝撃的だったんです、彼女の登場は。
アルダももちろん大好きだし、初々しいカップルは見ていて和むのですが…あ、もちろんアナ王女の策謀渦巻くオトナの恋愛も面白いけど(笑)。
あの人が出てきたら、もうあの人の一人勝ちだと思う。
そのくらい好きで、そのくらいずっと心配していたんです、彼女のことを。 -
緑のアルダ後日談。りゅーまファンには必見の話もあり!!!!!
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まだ最新刊までは全然読めてませんが、アルダココ好きです。
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緑のアルダシリーズの外伝。……というより、最終巻の補足、といったほうが正しいかもしれません。
カートラムとアナンシアのその後や、ヨール、アルダ・ココとウルファのその後が分かります。 -
これは発売初日に買って読んでしまいました。
だって、ずっとずっとず〜っと、待ってたんですっ!!
アルダ・ココの鈍感さは本当に相変わらずで、思わずウルファが哀れに思えてきてしまうのも、また相変わらずですね。
そのことは、カートラムやアナやオベロやルダートなんかにも言われてます。ウルファ、弱いです。というか、アルダの女性陣が強い、というべきなんでしょうか?
何にせよ、ウルファは苦労性だと思います。意中の相手の鈍感具合(アルダ・ココは天然レベルが高いので、そのことも拍車をかけて)には、耐え忍ぶしかないですもんね。
ウルファ、ご愁傷様。(笑)
まあ、お二人が幸せそうで、一安心しました、といったところでしょうか。
最後の書き下ろし、「再会」は、そのまんまのタイトルですね。
大人になってるシェライギーニが、なんか神秘的でステキな女性(女龍?)になっていたことに驚くと同時に、感嘆してしまいます。
年月は成長を促すんですねぇ。(しみじみ)
また、ルーエンウィーダとアナンシアのお二人の仲良しさと、ルーエンウィーダのお茶目っぷりには「きゃーっ!!」と歓声をあげたくなります。
アナンシアとリダーロイス王の会話が、読みたくてたまりません。苦労が語り合う二人が思わず頭の中に浮かんできます。
ああ、読みたい!
そんなこんなで、読み終えました。おそらく、アルダはこの短編集で終わりなんでしょうね。寂しいようなホッとしたような複雑な気持ちです。
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アルダの外伝。旅のその後の短編。ラダがかなり可愛いですよ。結構うっときた。黒髪の魔法使いシリーズ好きにも嬉しい、ヨールとあのお方との再会もあり。