- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086011112
作品紹介・あらすじ
婚約発表をすませ、一見順調な伯爵エドガーとリディア。だがエドガーの周りにはプリンスの記憶を引き継いだ影響が出はじめていた。リディアを手放したくない一心で、それを隠すエドガー。真実を話さない彼にもどかしさを感じるリディアだが、トラブルにまき込まれ巨人族の妖精に囚われてしまう。人間界に戻るため、リディアは取り換え子の魔法で別の少女の姿を借りエドガーの前に現れるが…。
感想・レビュー・書評
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シリーズ13冊目の妖精は巨人。
宝石はサファイアとルビー。
巨人=妖精のイメージは全くないのですが、よくよく考えると妖精に含まれるのか?含まれるんでしょう。
サファイアとルビー。
鉱物学的には同じ石なんです。
見た目に騙されるな、本質を見よってことですね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ13冊目。
結婚が決まり、婚約していても切ない感じは何だろう。
お互い想いあってるはずなのに、エドガーとリディアの気持ちがすれ違うのが辛い!
プリンスの記憶を引き継いだ影響もだんだんと出始めてるから、このまますんなり結婚とは行かないんだろうな。
今回は好きなケルピーとロタが出てきてくれたので、余計楽しく読めました。
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まったくハラハラする
ずっとハラハラでつらい
じわじわつらいのが一番厄介なのだよね
ファーガスのものわかりの悪さはきにならないわけでもないけど、みんな巻き込んで悲劇へと進んでいく気がするよ
しかしニコとレイブンが仲良くなってうれしい、、、かわいい、、 -
【伯爵と妖精13作目】
12作目の短編、カールトン教授とリディアの母親の話はここに繋がるためだったのか。
早く2人には結婚して欲しいけど...
アーミンが何を隠しているかも気になる。 -
ケルピー好きとしては、リディアを守る彼の男らしさにきゅん♡
エドガーとキスしたリディアを眺め
「それは楽しいのか?」
とさっそくリディアと試してみようとするケルピーがかわいい。
エドガーの一途さも際立った巻。
前巻でのイントロダクションが、この巻を読むことで活きてくる。
舞台はロンドンから、リディアの母の生まれ故郷、ハイランドへと流れていく。
リディアを守るために、"プリンス"の記憶に手をのばすエドガー。
彼らはどうやって、その強大な敵を倒すのだろうか。 -
エドガーのぶぁーっか!!。・°°・(>_<)・°°・。
と、終始思ったお話。
そして、ケルピーが更に好感度あげてきてくれました。ありがとう。
この辺りからニコとレイヴンのやり取りが空っとぼけてて微笑ましいというか、可愛いというか。
前作で出てきたリディアママ、アウローラの実家マッキール家が関わり始めてきました。
そんなわけで、妖精博士パトリック氏と氏長子息のファーガスくん登場。
メロウの剣の色が変わったり、ユリシスの出番はなくても影がちらちら…。
婚約中とはいえ(「だから?」笑)距離感を測っている2人が微笑ましい。 -
シリーズ第13巻。相手を思う気持ちが強くて切なすぎるし、モヤモヤが残るしでやりきれない(笑)
いつかのリディアみたいに本当にエドガーが青騎士伯爵の血筋の人ならいいのにと思った。
ニコとレイヴンの友情もいい感じ。 -
リディアがリズになったときのあの心中…
読んでるこっちがハラハラ…(´;ω;`)
エドガーがいよいよ、プリンスの記憶と融合しつつある、というか。
アンシーリーコートの力が目覚めはじめて、リディアにいうのかどうか…。
いちばんは抑えきれないエドガーがいよいよリディアを襲っちゃうのかハラハラしたけど、それはなくって残念というか←
もう、リディアが奥手すぎてエドガー若干可愛そうになってきたwww← -
読み終わって「あれ、結局紅の騎士って…」と思ったけど、たぶんスタールビーのことなんだろうなぁ。
巨人族によって妖精界に捉われたリディアが、ケルピーのチェンジリングの魔法で、人形と入れ替わり、別人の容姿でリディアと気付いてもらわなければならない話。
しかし谷さんの引き出しの多さには脱帽です。
似たような設定ではあるけれど、どれも違って、それぞれがやっぱり危機なのでした。
そしてリズの立場でリディアを大事に想っていて、それを何気ない行動の端々に感じる接待があればこそ、気持ちが引けているリディアが知るべきエドガーの姿だったんだろうなぁと。
こないだの花嫁修業の一件から、エドガーを見直していた私ですが(今更!再読なのに!!)その以前は、「ああ、もうエドガー、リディアに感謝しろよ。全く勿体ない」とか思っていたのですが、最近は彼を見直すばかりです(笑)
おかげさまで、最近本を読む手が止まらず、自分の原稿ほっぽって「伯爵と妖精」を消化するばかりの日々です。
だって先が気になる―(だから再読だって!)
ここでようやく持ち本の半分。でも完結まではまだまだ。