恋のドレスと秘密の鏡 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086011129

作品紹介・あらすじ

行方の見えない恋に翻弄されるクリスとシャーロック。公爵家令嬢コーネリアのドレスを作ることになったクリスだが、彼女は父の愛人の娘である異母妹アップルに複雑な思いを抱いていた。自分に興味を寄せる子爵の子息ビアードを妹に近づけるが…。コーネリアの仕掛けた恋のゲームがクリスに思いがけない出会いをもたらす。クリスに近づく闇の影にシャーロックは-。

感想・レビュー・書評

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  • 作者さんは、この本までは読み切りで大丈夫と書かれているけど、「大いなる賭け」とこの「秘密の鏡」は順番通りに読むべきだと思う。
    共通の人物が出てくる上、鏡の主要人物の背景がちゃんと入っていたほうが、小説の世界に入りやすいと思う。

    母娘の関係って難しい。
    母親は娘を知らず知らずのうちにコントロールしてしまうものだし、娘は母親の感情を読んで、先回りする。
    でも人は、誰かの道具となって一生を終えることはできない。
    コントロールから逃れることは本当に難しいことだけど、その第一歩が何よりも大切だと思う。

  • ヴィクロテ10

    コーネリアがキツくてイヤな子と思いきや、なかなかに可愛い

    謎が深まる巻

  • アップルとコーネリアが会話する187ページ以降が切ない。

  • 闇のドレスの仕組みがチロッとみえてくる、第十巻。まー、そっちの事情はさて置き、シャーリーの受け身過ぎるスタンスに周囲が業を煮やしてますよ!ええ、読者も含めてね!…そんな状況を作者も承知して書いてますよ的な雰囲気が伺えて、あー、暫くはこの感じが続くのか…とちょっぴり遠くを見た読了後。ローストビーフはやっぱり食えない。なんだか幻の食材みたくなってきてるよ、私のなかでな。

  • アップルがまじで無理。

  • コーネリアも複雑だったんだね…!と思えました。ミセス・コルベールがクリスのママ??

  • 行方の見えない恋に翻弄されるクリスとシャーロック。公爵家令嬢コーネリアのドレスを作ることになったクリスだが、彼女は父の愛人の娘である異母妹アップルに複雑な思いを抱いていた。自分に興味を寄せる子爵の子息ビアードを妹に近づけるが...。コーネリアの仕掛けた恋のゲームがクリスに思いがけない出会いをもたらす。クリスに近づく闇の影にシャーロックは――。

    だんだん人物関係が複雑になってきて、混乱してきた・・・。リンダは逃げたクリスを怨んで闇のドレスを作り続けたけど、許してやめたってことなの、かな?ドロシアは怪しいなと思ってましたが、コーネリアがアップルをそこまで憎んでいなかったのは驚いた。意外と優しい子なのかも。あんまり登場しなかったアディルは今後も厄介事を引き起こしそうな気がします。相変わらずぐだぐだ感あふれるシャーリーにはがっかりですが、前巻よりはクリスに対してきちんと答えを出そうとはしてるのかなと感じました。前途多難><

  • 《第10作》

    ●ゲスト:

    ●ドレス:

    ●内容:

    ●感想:

  • 自分の気持ちに素直になった瞬間が一番美しい。

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著者プロフィール

あおき・ゆうこ
『ぼくのズーマー』が集英社主催2002年度ノベル大賞を受賞してデビュー。『これは経費で落ちません! 経理部の森若さん』シリーズがドラマ化、コミック化され人気を博す。『派遣社員あすみの家計簿』も好調!

「2021年 『コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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