- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086011334
作品紹介・あらすじ
エドガーとの婚約を母の墓前に報告するため、スコットランドに里帰りしたリディアのもとに、兄と称する青年ブライアンが訪れる。ブライアンは妖精族フィル・チリースの一人で、残り少ない地上の日々を妹のリディアとともに過ごしたいと言うのだが…?その一方でマッキール家は、予言者を復活させるため、リディアを利用しようと画策していた。エドガーは彼女の危機に、ある決意を固めて…。
感想・レビュー・書評
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泣ける
要注目なのはニコ。
1番ニコが辛いよね。
人間との寿命の違いなどニコの悩みはつきません。
そしてパトリックよ
事態を悪化させてるのに本人は全くそう思ってないのが厄介だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ばれたー
あまりにも転げ落ちてる
ブライアン泣ける -
【伯爵と妖精14作目】
やっぱりすんなり結婚できなかったのか...
この先二人はどうなるの?
ニコは?
物凄く気になるので先を急ぎます。 -
なんて切ない終わりかたなんだー!
ようやく心が通じ合えたのに。
あんなにも近づいたのに。
こうしてはいられない、次を読まなくちゃ!! -
エドガーとリディアはアウローラの墓前に婚約の報告するためにスコットランドへ。
リディアの兄と称するブライアン登場。
マッキール家にはフィル・チリースの血?が流れていることがわかったり、最初のプリンスを生み出すのに関わってたりといろいろ判明。
『学者と妖精』で出てきた煙水晶のスタンディングストーンは聖地の結界の一つだったらしい。
最悪の状況でリディアに『プリンス』の事がバレる。
エドガーを守るためにフィル・チリースの攻撃を受けたリディアをエドガーは…で、以下次巻。
今回の石はブラッドストーン。 -
シリーズ第14巻。ラストがただただ切なすぎる。
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アウローラへ結婚の報告をするべく、リディアの故郷を訪れたエドガーとリディア。
母の祝福を得たと思ったのも束の間、その宿命の為、預言者が眠る聖地へと、行かざるを得なくなって―――――。
リディアの兄というブライアンも登場。
エドガーとツノ突き合わせて、vsケルピーもかくやという有様。
シスコンの誹りは免れませんが、その心情に触れると、ちょっとばかり切なく。
パトリック側についていたブライアンですが、気に入らないながらもエドガーの人柄に触れ、最後には妹になるかもしれなかったリディアの幸せを祈って、命懸けで二人を助けるのが切ないです。
それとは別に、ニコがずっと考えていたように、リディアの側を離れることになったのに衝撃。
しかし大切だからこそ、側に居られないと思ったニコと、エドガーの違いが感じられます。
ニコが弱いとは思わないけど、繊細なんだと思います、妖精は。
いろいろあって、ようやく信じ合えることに素直になれた二人なのに、一緒にいることがリディアの命を縮めると分かって、断腸の思いで彼女を置いていくエドガー。
結婚式を目前にして、前後篇です。うおおっ、引っ張る…! -
それぞれの思いが交錯して…リディアもニコもエドガーも、切ない(>_<)。
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お互いのことを思いながらも去って行ってしまう。
悲しいです。