乙女は龍を光に導く! (乙女は龍を導く! シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2008年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086012263
作品紹介・あらすじ
伯父のアシュトレーから理花の兄を取り戻すため、自分の身体を差し出した夕樹。彼の身体を乗っ取ったアシュトレーは、火龍の心臓石のペンダントを渡せと理花に迫る。理花が次代の長だと見定めた龍ギースを過去に送り、他の龍を長に選ばざるを得なくさせる計画らしいのだが…。一方、ギースを見守る謎の精霊たちの思惑と正体は?守龍世界の未来を握る暴走乙女の大冒険、いよいよ完結。
感想・レビュー・書評
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結局、リカは最後まで恋より食い気だったなぁ。
ユーキともうちょっと何かあるかと思ったら。兄ちゃんも最後は空気でしたし、なんだかあっさり元の世界に帰ってしまって、拍子抜け。
セレイルすら押しのけて、マー介がいいところ持っていきましたね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
榎木先生の本で1番好きだったこのシリーズ、完結巻です。
好きすぎてもったいなくて中々読めなかったんですが、
最近凄く凹んだりがあったので読んでみた。
何と言うか、凄いハッピーエンドでしたね。
緑のアルダは本編ラストはおそらく凄いブーイングがあったと思うので、
作者様も反動かなって感じの明るさ。
自分的には最後まで大好きでしたが、最後まで盛り上がりに欠けた感じ。
ヒーローヒロインが普通の子ってのは難しかったのかも。
いくら理花の性格が派手でも(大笑)肉体的なアクションが派手なわけではないし…
ロマンスもいまいちぱっとしなかったしなぁ。
一応理花v夕樹くんでいいですか(笑)?このコンビは大好きでした。
これ以後榎木先生のコバルトは途絶えてますね。
このシリーズも比較的短命だったし、人気イマイチだったのかな(^_^.) -
龍シリーズ。
リダーロイスからの変わらぬ世界観にもうLOVE。
おもわず、リダーロイスシリーズまで読み直してしまいました。
何かを選ぶということは何かを選ばないということでもあり、
自分を正しく持って選ばなければいけないなぁと、考えたり。
自分が苦しい時に頼れる仲間がいるだろうかと考えたり、振り返ってみたり。 -
シリーズ完結。面白かった。けど、ちょっと物足りなさを感じる。せっかく人質状態になってるユーキの役割とか、アシュトレーのかたくなさが最後まで解けずじまいだったとか。あのジレンマはなにか具体的に解決されるのだと思ってたが、そっか、要は気合と努力ですか。まぁいいんだけど。この話で一番成長したのはマー介だったとゆー・・・。番外編。お姫様抱っこされたい!てすげぇよな。余程自分のウエイトに自信がないと無理(笑)。
シリーズ中にミズベの国王夫妻とか!出てほしかったなー。残念。