鳥籠の王女と教育係 魔王の花嫁 (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086012799
作品紹介・あらすじ
魔法使いゼルイークの力により、死とカエルの呪いからビミョーに解放された王女エルレインは、婚約者のアレクセルたちに囲まれ、賑やかな日々をおくっていた。そんな中、エルレインの初恋のひと-かつてエルレインの呪いに破れ、去っていった魔法使いシスティークが帰還した。もう逢えないと思っていたエルレインは戸惑うが、彼は、エルレインへの気持ちを捨てきれずにいるようで-。
感想・レビュー・書評
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ゼルイークの力で、お城から出られるようになった王女エルレインは、婚約者で魔法大国の王子アレクセルたちと賑やかな日々を送っていた。だが、昔彼女の呪いに敗れた魔法使いシスティークが現れ…!?
前回、チラッと存在だけ出てきたエルレインの初恋の人が登場です。
単なるかませ犬だと思って、全然流してたんですけど、大間違いでした。
男の意地ってのはどうしようもないですね。
結局エルレインに悲しい思いをさせることになってしまったし。
珍しく素直になるエルレインは、一巻と比べるとかなり変わったな…。
こんだけ悲劇なことが起こって、もう何もないと思ったら、さらに衝撃な展開になります。
エルレインが一番重いもの背負ってるとは思ってたけど、ゼルイークの方がつらいですね。
希望がみえないけど、カエル王子が物語の良い癒しになってる、笑。
伏線とか色々回収しているので、この巻を最後まで読んで、もう一度、一巻から読み直すと雰囲気が違ってくると思います。
続きがきになる!
毎回、表紙の端っこにいるカエル王子が地味に好き。 -
シリーズ中、1.2位を争う完成度の高い話。
主人公の初恋の人が登場。
そして、ゼルイークの過去の恋バナ。
魔法・呪いの秘密が、少し解き明かされます。
これらが恋愛劇とリンクしているので、読みやすいです。 -
鳥籠の王女と教育係2巻。
エルレインの初恋のシスティークが戻ってくるという話。ゼルイークの過去がもう明らかになってしまいました。王子のカエルになっても前向きなところとか満喫しちゃう性格とか好きなのに。 -
王子とのフラグが相変わらずバッキバキだけど、コメディタッチだから王子のバッキバキも楽しめてしまう……!作家パワー怖いまじ怖い
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ゼルイーク氏の過去が明らかになるお話。
もっと引き延ばすのかと思ったら二巻目に来て驚きました。
第六章で涙腺崩壊です。
タイトル的に王女と教育係がくっついてどたばたな話かと思いきや、王子と仲良しなので読んでいて楽しいです。王子の良さを分かっている王女がとても素敵です。
そしてレース編みがすごくしたくなります。テーブルクロス……しかし作っても使い道がないです。