伯爵と妖精 魔都に誘われた新婚旅行 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086012843

作品紹介・あらすじ

やっとの思いで結婚式を挙げたリディアとエドガーは、ブルターニュにある薔薇色海岸へ新婚旅行に発っていた。貴族や富豪が集まるこの高級リゾート地では、女性が次々に失踪する事件が起きていたのだが、どうやらそれには美しい海底の都の妖精が絡んでいるようで!?「あなた、ご主人とは合わないように見えるわ」とリディアに囁きかける謎の女性も現れて…新婚二人の愛が試される-。

感想・レビュー・書評

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  • 全然違うジャンルを急に読むと楽しい。
    ものすごく久しぶりに手に取ったけど面白いですね。好きだったわー。
    とはいえ最初の方はもう10年以上前に読んでるからまったく記憶になく、何の話だっけ??となり、前半を注文してしまう。
    こうやって本が増えていく、、、
    昔は賢明だったから、一冊読んだら次は違うジャンル、って一冊ずつ借りてたのにね。
    まだ新品で買えるからすごい。
    コバルト懐かしい。

    なんでステュアート家なんだっけ?というかというと、チャールズ一世がイングランド史上唯一処刑された王だからなのかも。
    とタイミングよく気づいたりして。平家の呪い的な。
    コバルトと花とゆめのときめきは唯一無二だよなあ。自由でわくわくする冒険や自立を夢見てた子供の時を思い出す。
    だから前回も書いたけど、リディアにはあんまりいい子ちゃんしてほしくないんだあー。まだこの後も長いわけでしょ?多分私の憧れの女の子は、ジェシーの言うこと全然聞かないくせになんやかや力技で解決するスザンナみたいな子かも。

  • 新婚旅行中でもあいかわらず巻き込まれます。飛ぶガレットって、パンケーキのイディオムみたいなどくとくな言い回しかと思ったら、ちゃんとレーブンが見つけてきました。そこなの?それ?

  • 妖精博士の少女と悪党伯爵のラブロマンス+妖精譚。今回はハネムーン編で、フランスへ。リディアとエドガーが、やっと……やっと!!お互いの気持ちをわかったりできるようになって、すごくよい巻だった。長かった……これからもいちゃいちゃするんだろうけど。これで力を合わせて、「悪」に立ち向かえるってもんです。侍女のケリーも、ノーマルな立場からレイヴンを見た感想言ったりしてくれて、とても笑えた。またレイヴンがひどいし。リディアかエドガー、教えてあげて……。

  • あーーーーもうっ!
    熱熱でやってられんわ〜❤︎

  • 今回は平和だったー
    よかったー
    自分のことばかりかんがえてるリディアも自覚し始めた
    一安心

  • 【伯爵と妖精19作目】
    新婚旅行中なのに事件に巻き込まれるって...
    悲惨だな。
    久々にアーミンが出てきたけどまだまだ何がしたいのかわからないなぁ。

  • 新婚旅行編!ktkr!!



    リディアがお茶会でいじめられ
    おばあさんからもらったバッグ捨てられ
    落ち込んで

    でもそんな心配はかけまいと気丈にエドガーに接するが
    どうにも気持ちは隠せるわけなく、

    エドガー、ここのシーンほんま紳士( ´罒`*)✧


    アーエスの気持ちは女だったらわかるよなぁ…




    最後の最後はほんまキュンキュンしたヽ(*´ェ`*)ノ

    ローズレッドのイブニングドレスに身を包み、ハーフアップにしたリディアの美しいことw
    高星さん素敵な絵をありがとうございます( ´罒`*)✧!



    夫婦となって最初の試練を乗り越えた二人。
    赤いムーンストーン見つけるのも難癖ありそうな感じやけど(´;ω;`)


    でもあの海底で本物の愛をみせていただきました♡


    「あたしたち、死ぬ時は一緒で構わないのよ。だって一緒に生きて行くしか、他の未来はないって気づいてしまったんだもの」

  • シリーズ第18巻。フランシス登場。甘さもちゃんとあり、綺麗にまとまってる印象。

  • 無事に結婚式を終えて、ハネムーンでフランスに来た二人

    フランシス来たね 彼が昔の恋人探してるのとかエドガーに忠誠誓うのは覚えてるけど、今後の行動を覚えてないから、今後注目していかねば

    一方、エドリディはせっかくのハネムーンなのに、相変わらず妖精がらみっていうのが、二人らしいというか何と言うか・・・
    まぁでも今回はまた一歩妖精国に近づけた話だったから、展開的にはOKなのかな?

    今作ではリディアがやっとフェアリードクターとして在る前に、エドガーの奥さんとして在るのが大切って気付いたし
    エドガーは二人で居ることが未来に、希望に繋がるってことに気付いたし
    お互いをもっと知ることも大切って気付いたし
    妖精国への次の手がかりも手に入ったしで、ちょっとずつ、前に進んでる

    今回ケリーが初めて挿絵で登場したよね? やっときた♪
    でもそれ以上に最後の挿絵が好きです もう読んでて、今までになくニヤニヤしちゃったよ

  • そして新婚旅行です。
    二人の仲を深める側面とは別に、伯爵夫人としての初社交。
    それを通じて、ロンドンの社交界ではどれだけ守られていたかを実感するリディア。
    その騒動に関連して、女性としての自分に自信を失い、せめてファアリードクターとして役に立とうとする彼女とエドガーのすれ違い。

    さすがにここまで来ると、今まで同じことでぐるぐるしているんじゃないかなーと思ったりも。
    まあ、その時々でちっょとばかり違うのですが、とにかく二人で話し合おうよ!と思うこともしばしば。
    そうすることで解決することは多いよー。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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