そして花嫁は恋を知る 緑の森を統べる姫 (そして花嫁は恋を知るシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013208

作品紹介・あらすじ

母国のブラーナ帝国から遠く離れたゲオルグ公国で、女でありながら君主の地位についたエリスセレナ。婚約者であるイシュトファルに支えられ、女公としての一歩を踏み出した。だが、次々に問題が起こる。ラインヘルドの領主から突然の求婚、ときを同じくして隣国から進軍の報せが…!最も危険な場所へ、愛する人を送り出すエリスセレナ。思いがけない陰謀が待ち構えているとも知らずに-。

感想・レビュー・書評

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  • 女性ながら君主になったエリスセレナは、ラインヘルドの領主から求婚される。イシュトファルという婚約者がいるのになぜと不審に思う間もなく、隣国の軍が迫っているという情報が。

    嫁恋シリーズで一番好きなカップルです。敏腕エリスセレナがかっこいい。それを支えるイシュトファルもいいです。ドイツっぽい世界観も大好き!
    当時、この続編が出たときは舞い上がってよろこびました。
    結婚式までやって欲しがった……今からでも、お願いします!

  • 相変わらず糖度低めですが、お互いを大事に思いあう気持ちが素敵だと思います。
    二人が離れ離れになっていたので、もう少し二人のシーンを読みたかったですね。

  • 前巻の「緑の森を拓く姫」の続編です。
    続編なので、エリスセレナとイシュトファルのラブ度アップ?って思ったら、前巻より少なくなってました。

    最初にケンカして、ラインヘルドにイシュトファルが向かったあとは、しばらく別々だし、うさんくさいヴィクストールとの一緒にシーンは多いんだけど、エリスセレナ自身がヴィクストールを嫌いと思っているから、エリスセレナのイライラが伝わってきます。

    女公としてのエリスセレナは、若いなりにがんばってると思います。マティアス修道士にはやられっぱなしですけど、最後はちゃんとマティアス修道士の陰謀を防いでますし。

    最後、エリスセレナとイシュトファルがいい雰囲気だったんだけど、どうせなら結婚式までの続編続いたらいいなぁ。

  • 前作の続編。甘さ控えめだけど今まででこの人たちが一番好き。

  • シリーズ5作目

  • 嫁恋シリーズ5
    よし、このシリーズは1冊づつ完結してるから始めから購入せんでも大丈夫や!と油断して読み始めたら…あれ、なんだか前回何かがあった続きっぽい…?と、数ページ読み始めて中断し前編買ってから読みました。

  • 5巻まで既読<1〜5(1〜3まではオムニバス)>前回4巻で主人公二人にあまり入り込めなかったから続刊でも微妙。しかもせっかくの政治の場面が色々と引っかかって読むのがキツかった。100Pあたりでページを進む手が遅くなり130P辺りから飛ばし飛ばしでラストのみ。前回の女公らしさとはうって変わった感じ。その上性格も前作での医者のキャラが主人公に移ってる。あれは脇役だから気にならなかったけど主人公だときつい。前巻でこのヒロインの性格は好きだっただけに残念。恋愛面でも満足できないのに政治面もだめだとなあ。今までの同シリーズ(1〜3巻まで)が面白かっただけに本当残念。そして次回もこの二人だったらたぶんもう読まないかな。

  • 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ。

    「緑の森を拓く姫」続編です。

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著者プロフィール

埼玉県出身、佐賀県在住。「平安あや解き草紙」「なりゆき斎王の入内」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズを執筆。その他の作品に『西陣あんてぃく着物取引帖』『お師匠さまは、天神様』『後宮の薬師』『掌侍・大江コウ子の宮中事件簿』などがある。

「2023年 『華は天命を診る 莉国後宮女医伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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