鳥籠の王女と教育係 姫将軍の求婚者 (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013505

作品紹介・あらすじ

平和の訪れた青殻宮に、近衛騎士団副将の妻が駆け込んできた。夫の浮気と暴力を訴えて、離縁すると宣言する彼女に宮内は騒然。さらにエルレインの婚礼用ドレスのデザイナーとして、妖艶な美女がやってきた。それを見たアレクセルは青くなり、カエル化して逃げ出してしまう。一方ゼルイークは不機嫌な様子で、何やら因縁があるようだが…!?恋と呪いのロマンティック・ファンタジー第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻目からずっと、魔法使いと姫、王子と騎士の
    カップルだと思って読んでいたが、
    ここにきて、姫&王子があってるような感じが
    して、ものすごく違和感。
    そして、それぞれのカップルは親友的な…。
    なんなら、そのあと魔法使いと騎士にしても
    良いくらい(笑)


    どう考えてもお互いがお互いに思いあってる
    カップル×2つなので、
    ここまでそれを認めずに進め過ぎてしまって
    ある種の不倫のような背徳感があって、
    ちょっときつくなってきた。

    はじめは王子が、気持ちに気付いて、
    姫も王子に惚れてるわけではないので
    二人を祝福する形にするのかなと
    思っていたが、、、

    今となっては今更それをやってしまうと
    正直納得出来なくなってくる。
    片想いでなんちゃらって言う話では
    ないのだから、相手くらいは
    さっと決めておいて欲しい。

  • 魔女王さまじゃ、しかたない!?
    エルレインの暮らす離宮に、妖艶な美女がやってきた。彼女を見た婚約者のアレクセルは身を隠し、教育係のゼルイークは不機嫌に。彼女はゼルイークの姉で、はた迷惑な悪癖の持ち主というが!?
    (アマゾン転載)



    今回の主役は、リオとカエル王子です。
    初登場時は、男勝りだったリオの乙女らしさがにじみでる内容でした。
    カエル王子も男前。

    その分、ゼルイークはへたれ繊細キャラになってきてます、笑。
    でも、くだけてきたというか…、人間らしい雰囲気がでてきた感じです。


    新キャラのヴィエンカがうさん臭すぎて…。
    一体何者なんだろう。


    しかし、ゼルイークに危険信号がでてます。
    カエル王子も気にしてるみたいだし。

    最後のページの独り言みたいな呟きが…!

    次巻のタイトルにも「さよなら」がついてるし…。
    怒涛の展開が待ってそうなので、期待。

  • 番外編のような話。

    オーデット編とエリアルダ編の幕間劇というか。
    今回はオルフェリアが主役(?)です。

  • 「鳥籠の王女と教育係」シリーズ4冊目。

    青殻宮にエルレインの婚礼用のドレスのデザイナーとして、ヴィエンカ登場。あれ?なんかゼルイークに似ているって思ってたら、お姉さんでした。しかも悪の魔女。

    オルフェリアの初恋相手で師匠であるイスヴァートの妻、ユラ・メリサが夫の暴力と浮気で青殻宮にかけこんできて、騒動に巻き込まれます。騒動の原因は、ヴィエンカでしたけど、その理由は最後まではっきりしたことは分からず。なんかほんとに姉なのかも怪しい感じです。

    今回の主役は、オルフェリアとアレクセルで、ゼルイークはほとんど使いっ走りとお茶くみ侍女になってました(^^ゞ

    それに、なんだか、オルフェリアとアレクセルがいい感じになってて、男勝りなオルフェリアがちょっと変わってきました。アレクセイもオルフェリアを褒めすぎるくらい、褒めすぎ。親友を褒められればうれしいけど、ちょっと度を超えてるような・・・。エルレインもやきもちをやくほどです。

    このまま、オルフェリアとアレクセル、エルレインとゼルイークでまとまりそうですが、ここに魔王やヴィエンカがどうからんでくるのか、次巻が楽しみです。

  • 離宮の駆け込み寺っぷり等の背景が沢山出てきて楽しかった。

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