- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086013734
作品紹介・あらすじ
浮城を追われ、ラスと闇主が逃亡生活を送っていたころ…怪我をした女戦士と子供を連れたラスが辿り着いたアルバワヌの里。そこには、異形を仮面で隠した人々が暮らしていた。彼らの肌には「紅琥珀」と呼ばれる石が埋まっていて。この件に魔性が関わっていると察したラスは里を救うべく奮闘するが…!?表題作「紅琥珀」ほか、「縁魔の娘と黒い犬」「鏡の森」が収録された珠玉の外伝短編集。
感想・レビュー・書評
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厳しいレビューが並びますが、そんなに出来が悪いわけでもなくコバルト本誌を読んでいないなら、気軽に読めて良いです。
ただ、ここまで来るのが時間が掛かりすぎてるので
ぐったりしちゃっただけなんですよね。
人に仇なす魔性と言えども、心優しい者はいるんだよって書きたかったのかな?
読後感は悪くないですが、もう少し頑張って!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平成22年発刊
2011年かぁ
この時でやっと、鬱金の暁闇1〜5がでただけだから
まさに、長い間待たされていた外伝。
しかも短編集
私、初めて読んだときは高校生だったのに、
今じゃもうアラフィフよ?
娘も二十歳超えましたよ?
もう少し早く完結へ持っていって欲しかったなぁ
紅琥珀は闇主の昔の悪戯で振り回された妖貴と
人々のお話
あとは、軽い昔話風の短編と
リーヴシェランとザハトの短編
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「紅琥珀」「縁魔の娘と黒い犬」「鏡の森」 珍しく赤男が他人に親切を…。
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読み終わり。
感想はともかくとして、どこかで見たことがありそうだけど、明らかに独特な前田珠子の文体の謎が解けた。
それは少女漫画のモノローグである。
モノローグの多いこと! 素晴らしい!
今後は脳内モノローグ変換しようと心に誓った。 -
それなりに面白かったけど、
とっとと本編終わらせようぜ! -
砕妖の剣の短編集。しばらく積んであったものを読了。
「紅琥珀」
赤男は昔からやりたい放題だった事を今回も痛感(笑)
「縁の娘と黒い犬」
犬好きとしては、ラストはちょっと不満かも。
美声年よりも黒い犬のほうがいいよね?
「鏡の森」
リーヴシェランとザハトが主人公。ちょっとだけだけど彩糸姉様もご活躍。 -
知らないうちに新作が出ていた。。。
近所の本屋がリニューアルされて綺麗に、売り場も拡大したもんだから色々変わった本棚を物色してたら見つけてビックリ!
んまあ、外伝っすね。フツーに。
進展無しッス〜。 -
外伝はなんとなく安心して読める。赤男は過去の悪行があとどんだけ残ってるんだろう(汗) 表題ラストのいちゃつきっぷりが好き。どこまで鈍いのかこの娘は。 ザハトとリーヴのつんつんなカップルも微笑ましい。こいつらもこいつらで進展難しいよな・・・。
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各話タイトルページに絵が!と思ったら、一番長い書き下ろし分に、それ以外の挿絵がないという落ちだった。相変わらず、ギリギリに原稿をあげてるっぽくて、イラストレーターさんお疲れさまです。
書き下ろしで表題作の「紅琥珀」(97P.)は、内容的に、いつも通りと言えばいつも通り、ワンパターンと言えばワンパターンな感じなんだけど、それだけにまあ安心して読めた。闇主は過去に、気紛れにロクでもないことを山程しているだろうから、この手のトラブル外伝は幾らでも増産できそうだよね……
でも、一番短い「縁魔の娘と黒い犬」(28P.)では、珍しく闇主がいいことしてるよ……っ! ちょっとビックリしたよ!! それだけ、ラエスリールの鈍さに悩まされているということなのか?!
唯一挿絵有りのラストの「鏡の森」(72P.)は、リーヴシェランとザハトメインの話。いつまでも仲良くケンカしていて欲しい気もするけど、彩糸の願いがいつまで聞き届けられているのもつまらないと言えばつまらない……とは言え、遅々としていても主役カップルよりはよっぽど前進してる気がする。
次は一冊休んで、他シリーズ番外編と後書きにあるけど、このまま、また長期中断になる気がしてならない。でも、まあ破妖のどれかの巻を増刷しなきゃいけなくなったら、再開してくれるだろう。……多分。