鳥籠の王女と教育係 さよなら魔法使い (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013857

作品紹介・あらすじ

婚約者のアレクセルと魔法使いのゼルイーク。ふたりの間で、エルレインの気持ちは揺れていた。アレクセルと親しげなオルフェリアにも心がざわついてしまう。そんな折、エルレインそっくりな従弟のシラルが青殻宮を訪れ、四人の関係が微妙に変化し始めた。だがその矢先、ゼルイークがいつ目覚めるともしれない呪いの眠りについてしまった!そしてエルレインの前には、魔王エルゼラスが現れ-。

感想・レビュー・書評

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  • 毎回毎回何でそこで泣くの、泣くところではない、という所で泣きます。好きすぎる。





    お互い矢印出しまくりで、好きとか愛してるは言ってないけど、そのたんごを使ってないだけ状態だった二人が口に出しちゃうの巻。
    ゼルイークが俺とか言って必死すぎてニヤニヤした。
    口に出しちゃったらもう戻れないよ!な訳ですが、二人で逃避行な選択肢が無いあたり、二人ともらしくていいなぁと思うけどつらい…
    記憶喪失ネタ的なのはベタだけど死ぬほどときめくので好きな作家さんで読めるのはわくわくします。続き楽しみ。

    イラスト的には魔王がついに出てきて黒髪ベタで嬉しかった。生まれ変わっても入れ違いひどいけどそれはそれでたぎる…
    次は生まれたらさらって逃げる的なことをゼルが言ってましたが、育てちゃうと家族になっちゃうんじゃないかな恋人は難しいんじゃないかなって思ったけど二人でずっといる贅沢か…

    ひびきのかなは好きすぎて感想かこうとすると1エピソードにいちいちつっこんでいく事になるのでこのへんでやめときます。何か書き忘れてそう。
    携帯からでした。

  • なんだそりゃ!!

    前回も感じていた気持ち悪さが
    爆発した印象。

    主人公が嫌になっていく。。

    この展開がもっと早い段階で
    起きてたら、ここまで不快じゃないんだけど。

    まるで王子に、気があるようにしておいて
    感謝だけかいと。
    どうせなら思いきって教育係に
    いった方がまだまし。

    もしくは王子も騎士への気持ちを
    早く自覚しといてくれるとか。

    何も解決してないから、
    きになるっちゃ、気になるし
    続きを、読めば主人公も話も
    好きになれるかもしれないけど、
    ちょっと手出づらい。

    でもって今更だけどあとがきによく
    ラブリに分類されると書かれていたが
    他の分類も知らないし、ラブリの意味も知らないが
    合っているのでは…?

  • 物語が進むごとにゼルのヘタレ具合が進行。しかし人間らしくなってそれはそれで魅力的?ゼルが本気出したらベタ甘ストーリーになると思う。

  • 呪われた魔法使いに、眠りの時が訪れる!?
    従兄シラルが帰郷し、青殻宮の恋の四角関係に変化が!? アレクセルと婚約しながら、魔法使いゼルイークに惹かれるエルレイン。気持ちに決着がつかないうち、ゼルイークが呪いの眠りについてしまい…?
    (アマゾン転載)



    タイトルの通り、怒涛の展開が待ってます。
    いつかこのときがくるだろうなーと思いながら読んでたけど、ついに眠りの時がきましたっ!

    ゼルイークの側を離れないエルレインが健気~。
    カエル王子も、エルレインのために大活躍です。
    新キャラのシラル殿下のカエル姿がかわいい…。


    ゼルイーク派の私は、目覚めた後のやりとりにキュンときちゃいましたっ。
    必死なゼルイークが珍しいー!
    普段の優雅な物言いも吹っ飛んで、一人称に素が出ちゃってます、笑。



    しかし、自分を追いつめるのが好きなゼル先生…。
    あっちをたてれば、こっちがたたず…みたいな感じで。
    幸薄な教育係には、幸せになってもらいたいです。

  • エルレイン、ゼルイーク、アレクセル、オルフェリア。
    4人の関係に変化が見えてくる一冊。

    ここからは、ゼル先生はヘタレ街道まっしぐら。
    アレクセル王孫子の株は上昇し続けます……。

  • これまでの巻で、すでに四角関係な感じはしてましたが、ゼルイークが眠りについてから、事態は急変です。

    ゼルイークが眠ってしまったので、カエルになったシラルを戻すために、唯一元に戻せるヴィエンカ
    にも頼もうとするアレクセルとエルレインでしたが、そんななか、あの魔王エルゼラスが登場。なんとなく、ゼルイークに似ている?

    その魔王の脅しや甘言にも乗らなかったエルレインに恩を押し売りしていったおかげでゼルイークが目覚めましたが、とうとう言ってしまいました。エルレインへの恋心。「殿下にも渡したくない」って。
    ゼルイークの暴走ぶりが、キャーーーー。

    ぬるま湯の四角関係がこれで壊れてしまって、みんなギクシャクしてしまいましたけど、シラル殿下、いい楔役になってます。エルレインはシラル殿下に話を聞いてもらって、答えを出し、オルフェリアともお互いの恋心を打ち明けることができ、アレクセイ・・・。いつも明るいアレクセイが雪の中で上を見上げて涙する挿絵にジーン・・。

    これをどう解決するのかと思ったら・・・、そうかタイトルの「さよなら魔法使い」とはそういう意味だったのね。でも、ゼルイーク、エルレインだけじゃなくて、アレクセルやシラル、オルフェリアにもしてないと意味がないような?最後の茶話会の面々の様子が次巻になんか及ぼしそうな予感がします。

  • ゼルイーク⇔エルレインのフラグも
    オルフェリア→王子のフラグも
    すべて明らかになってしまった一冊だった

    私は、エルレインが大好きな王子が好きです( ;∀;)
    でもオルフェリアとの方が記号的なカップルとしては好きだったりするので
    なんか複雑なきもち。

  • ちょっ…これは萌え殺す気なんですかそうですか。素敵すぎる四角関係とその(一応の)結末に、ごろごろ転げれます。従弟殿のキャラも好き。

  • 急展開。魔王が登場してきたので物語もそろそろ佳境に差し掛かる頃合でしょうか、最後まで連載し続けて欲しいです。

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