そして花嫁は恋を知る 青の大河をのぼる姫 (そして花嫁は恋を知るシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086014052

作品紹介・あらすじ

ネプティス王国の新国王、レトムゥールとの結婚が決まったブラーナ皇女のプシュケは、期待に胸をときめかせた。政略結婚とはいえ、以前からレトムゥールに憧れていたからだ。しかし、ネプティスに着いたプシュケに対し、露骨に反発する美少女がいた。はじめは彼女がレトムゥールと結婚するはずだったらしい。もしや、レトムゥールも彼女のことが好きなのでは-不安になるプシュケだったが。

感想・レビュー・書評

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  • レトムゥールがお兄さんポジションだったのがちょっと残念。
    プシュケの成長物語みたいでしたが、面白かったです。

  • ブラーナ皇女プシュケは、憧れていたネプティスの新国王レトムゥールとの結婚が決まる。だがレトムゥールには反現王派にかつぎだされている前王の娘も花嫁候補として上がっていた。アーケスメイアが良かった!彼女のツンデレ具合はいいです。終始じれじれ展開でした。

  • 今回のお話は、「黄土の大地を潤す姫」のアンナマリアと、「緑の森を拓く姫」「緑の森を統べる姫」のエリスセレナの妹にあたる、末姫のプシュケが主人公です。

    相手は、「黄土の大地を潤す姫」で当て馬として登場していた、レトムゥールですが、なんかイマイチでした。

    二人の恋の話というよりかは、プシュケとレトムゥールの姪にあたるアーケスメイアの話のような感じで、プシュケとレトムゥールがほとんど話していません。ほんとうに最後の数ページだけは、ちょっと仲がよい感じはしてましたけど、23歳と15歳で8歳も年が離れていると、まだまだお子さま相手って感じなんでしょうか。

    今回の陰謀の犯人は、蛇が出て来たあたりで、誰だか分かっちゃいました。彼しか怪しい人はいないし、途中からうさんくささ爆発です。

    今回の話は、これまでの姉妹の話に比べると、ラブ度が超薄くて、残念です。はずれかな?

  • 今回はこのシリーズで初めて読んだお話のお姫様の末の妹さんと、そこで出てた逃亡中の王子様のお話でした。王様が前に出てきてた人と同一だって気づいたの後がき読んでる時でしたが。

  • 恋愛色はともかく、きっちり書かれた文章が好きです。キャラも個性がはっきりしてますよね。陛下になって出てきたあの人は天然たらしに間違いない。改めて、感じました。

    2010.6.10読了

  • えーと、このひと、誰だっけ……?
    という毎度のことをやらかしたが、まあ、前の話を思い出さんでも読めた。
    個人的に、最後に姫二人が仲良くなっていたようなので、その辺の話とかも見たいかなぁ。と言うか、ラブ成分足りないよ、今回!!

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著者プロフィール

埼玉県出身、佐賀県在住。「平安あや解き草紙」「なりゆき斎王の入内」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズを執筆。その他の作品に『西陣あんてぃく着物取引帖』『お師匠さまは、天神様』『後宮の薬師』『掌侍・大江コウ子の宮中事件簿』などがある。

「2023年 『華は天命を診る 莉国後宮女医伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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