そして花嫁は恋を知る 黄金の都を受け継ぐ姫 (そして花嫁は恋を知るシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2010年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086014526
作品紹介・あらすじ
軍事力によって拡大し続けるブラーナ帝国。皇帝とは誰よりも優れた軍人、つまり男子でなければならない。したがって皇帝の一人娘であるエウノミアを娶る人物が、次期皇帝になると思われていた。エウノミア自身もそう考えていたのだが-。戦争を終わらせたいという強い思いと、ある青年との出逢いが、彼女と帝国の歴史を変えてゆく。帝国史上の女皇帝となる少女の、運命の恋とは…。
感想・レビュー・書評
-
嫁恋シリーズ10作目。4~6作目、8作目の姫の両親と祖父母の2作が収録。
淡々としてて、いつもは微妙に恋愛色が弱い感じなのに、この回は2作とも恋愛色が強い感じがした。
基本一話完結系なので、安心して読める反面、その後を知りたくてもわからないジレンマがたまにある。
でも、やっぱり面白いからこそ起こるジレンマと思うと諦めもつく。
軍事力によって拡大し続けるブラー ナ帝国。皇帝とは誰よりも優れた軍 人、つまり男子でなければならな い。したがって皇帝の一人娘である エウノミアを娶る人物が、次期皇帝 になると思われていた。エウノミア 自身もそう考えていたのだが―。戦 争を終わらせたいという強い思い と、ある青年との出逢いが、彼女と 帝国の歴史を変えてゆく。帝国史上 初の女皇帝となる少女の、運命の恋とは…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は一冊に二つのお話が入っていて、表題になっている話と、もう一つが緑の森から来た王女でした。
-
「緑の森から来た王女」は恋愛要素が結構あったような。
二人のやり取りが多いので恋に発展する感じがよくわかるんですよね。こういう感じ割と好きだなあ。