三千寵愛在一身 (三千寵愛在一身シリーズ) (コバルト文庫)

  • 集英社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086014595

作品紹介・あらすじ

呪われた出生のため、不遇な公子時代を過ごした理鷲。その後、冷酷な王となり、後宮のどんな女にも心を許さずにいた。その理鷲が、政略結婚で花嫁を迎えることになる。相手は、"月宮の天媛"と賞されるほどの美姫・桜霞。婚礼後も頑なな態度を崩さずにいた理鷲も、桜霞の風変わりな性格に触れるうち、次第に惹かれるように…。だが、後宮の罠が次々と桜霞を襲い!?2010年度ロマン大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 呪われた出生のため、不遇な公子時代を過ごした理鷲。その後、冷酷な王となり、後宮のどんな女にも心を許さずにいた。その理鷲が、政略結婚で花嫁を迎えることになる。相手は、“月宮の天媛”と賞されるほどの美姫・桜霞。婚礼後も頑なな態度を崩さずにいた理鷲も、桜霞の風変わりな性格に触れるうち、次第に惹かれるように…。だが、後宮の罠が次々と桜霞を襲い!?2010年度ロマン大賞受賞作。


    内容も何もない恋愛小説です(小説って呼んでいいのかなぁ。これ)
    他のレビューでも言われてますが、好き嫌いで後宮解散しちゃダメだろ。
    なんかせっかくの美味しい設定生かし切れてないような…。
    これが大賞ってコバルトのレヴェル下がってるんだなぁ。
    コバルトとともに青春(?)時代を過ごした私としては、とても残念です。

    これってこの人のデビュー作なんですかね?
    他のレーヴェルで他の名前で書いてるみたいですが…。
    もしこれがデビュー作なら、致し方ないかもしれませんが、そうでないのならばもう少しまともなものが書けるようになってから、商業作家を名乗って頂きたい。

    が、設定としてはかなり好物なので、このシリーズはしばらく追いかけます。
    次作に期待!

  • 中華ファンタジー

  • 人のことは言えないけれど、と前置きの上。
    理鷲も桜霞も、意地っ張りやな、と。
    雨降って地固まる…?
    ここまで人に惚れ切ってみたいわ、とも思ったり。

  • シリーズ1冊目。
    登場人物は毎回変わるんですね。
    最初は冷たい王サマな感じだったのに、ヒロインにベタベタ惚れちゃってました。
    中盤のヒロインのヒステリー(?)がダメで途中で断念しました。

  • 設定もきっちりしているし、文章も安定している作家さんだと思いました。イラストも美麗でしたし、おもしろく読めました。

  • 2010年度ロマン大賞大賞受賞作。
    中華で政略結婚、嫁モノ。
    本誌インタビューで堂々と初夜萌えと答えていて、若干引いた記憶があるので、今まで手をつけてなかったけど、今度のロマンの参考に。
    コバルトらしからぬいちゃいちゃっぷりがすごかったー。
    宦官のフリして彼のもとへ行くだとか、わずかなすれ違いで心が行き違うとか、いろんな後宮の女が出てきてそれぞれのドラマとか、なかなか面白かったかな。
    ただ、その分、中間部分で、ヒロインが呪いでおかしくなっちゃうってところが嫌だった。自分が自分じゃなくなるヒロインって、自己投影しずらいから嫌だった。
    まあでも、後宮の雰囲気を味わえたからよし。

  • 桜霞可愛い!!

  • 呪われた王と、輿入れした絶世の美女。
    傾国ぎりぎりのラブラブっぷり?w

    割とすんなり誤解も正されたな~と思ったら
    1冊にするにはびっくりな事件がぎゅぎゅっと。
    しかし場所が場所なだけに、こんな事は
    日替わりメニュー状態で起きるかと。
    最後にはちょっと…な感じもしましたが
    それほど違和感もなかったのでよし、かと。

    いやしかし、己の生活を支えるトップがこれだと考えると
    人物としては微笑ましいし好感は持てますが
    税金を納めていると考えると…。
    ちゃんと仕事してくれていたら、どうでもいいですが。

    ヒロインが我が道を行きすぎですw

  • 最初に、主人公の桜霞の「~であろ?」「~くりゃれ」っていう口調とか、世界観とか主人公の女性の方は絶世の美女で、男性の方にはキズがあるとか、政略結婚で、初夜にうまくできないところとか、ルルル文庫の「女王家の華燭」に似ているなぁって思っていたら、名前が違うだけで葵木あんねさんの作品ということでした。そりゃ、似てますよね。

    設定では、冷酷な王という設定でしたけど、なんだか最初から理鷲は桜霞に見惚れているし、初夜のときも途中からは乱暴になってましたけど、最初は優しくしようという感じで来ていて、冷酷な王っていう印象がちょっと薄かったように思います。

    その後はお互いに好意を寄せてはいるけど、自分に自信がないもんだから、相手の気持ちを疑い、事件が発生してはお互いの気持ちを確かめ合ったり・・・。よくある設定ですが、嫌いじゃないです。
    冷酷な王のはずが、后の桜霞にはメロメロな理鷲の姿に、たまにはこんなあまあまもよいと思いました。

    「女王家の華燭」も面白かったですが、こっちはこっちで楽しめました。一緒に読むのもいいですね。

  • 少し立ち読みして、中華風のライトノベルのわりには設定が忠実だと感じたので、購入してみました。
    内容としては、顔に傷をもって生まれたために不遇の公子時代を過ごした王と、王に嫁いできた絶世の美貌を持つ公主がイチャついたり、痴話喧嘩したり、横槍を入れられたりを経て、最後には丸く納まるストーリー。

    正直、後宮の陰謀が薄っぺらいと思う。その辺を盛り込むなら、もっと緊張感が欲しかった。
    主人公たちのすれ違いを丹念に描いているなら、陰謀の浅さにも納得できたんだけど……。
    う~ん……。デビュー作ならこんなものかな。

    あと、気になるのがイラストと内容がかみ合っていないこと。
    公主はともかく、挿絵の王が優男すぎる。少なくとも表紙の王は「武人らしいしっかりした体躯」で「年若くも苦み走る」容貌ではないし。
    読んでいて違和感がぬぐえないので、表紙買いはお勧めしません。

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