恋のドレスと湖の恋人 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 204
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086014649

作品紹介・あらすじ

スコットランドにある、マクダフ城を脱出することに成功したクリスとシャーロックは、安宿に身を潜めていた。改めてクリスを愛していることに気づいたシャーロックは、階級を超えクリスと一緒になる決意を固める。一方、クリスの留守を守る『薔薇色』のパメラのもとに現れたのは、マクダフ城の混乱で行方知れずになった、クリスの母親で闇のドレスの縫い子である、リンダ・パレスだった!-。

感想・レビュー・書評

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  • 巻が進むにつれて、シャーリーのヘタレ加減がどんどん出てくるという・・・
    かえって、脇を固める人たちの方がよっぽどしっかりしてるかも。
    と言っても、恋というのは理屈じゃないから自分の感情に振り回されて、思ってもみなかった自分が出てくるというものだろう。
    そうやって、自分や好きな人に振り回されるのも、人生の醍醐味というものだろう。

  •  マクダフ城を脱出した後のクリスとシャーリー。ハクニール家へ向かうまでの小休止回。

     アイリスの独白は真実か演技か、複雑な心をしている人だと思う。

  • 小休止の糖分増量回でした。アイリスの独白の部分だけは甘々とは遠かったですが。クリスとシャーロックが微笑ましかったです。ついに恋人として家族に紹介するということで、物語もクライマックスに近づいてきてる感じですね。パメラの方もイアンのアフリカ行きなど、色々状況が変わってきてますし、どうなることやら。続きが気になります。

  • 城から無事脱出し、二人きりの時間を過ごすことになったシャーリーとクリス。うおー!(読んでいて)幸せ!なんだろうこの幸せ感。わくわくするのではなく、安心して読んで楽しい。
    シャーリーはあらかわらずクリスに振り回され~の、クリスはさりげにシャーリーににっこり迫ったりの(笑)、そしてアントニーのまともさがまた楽しい(笑)。あの俺様俺様だったシャーリーがこんなめろめろになっちゃうとは……恋って恐ろしい。大人の恋愛もの好きな人におすすめです。

  • お互いに大切に思いあっているのに、なぜかすれ違っている感じがします。
    階級の差って心の深いところにあるものがそれほどまでに違うということなんでしょうか。
    巻末のアントニーのページ(?)が最近楽しみです。

  • シャーリーが大人になったw華奢で壊れそうな印象だったクリスもしなやかな強さがにじみ出てきたと思う。今まではラブラブであってもいつ壊れてもおかしくないような不安定さがあったけど、クリスの終盤の全部好きって言うセリフでようやく安心して見てられるカップルになった。このまま早く落ち着いてほしい。

  • とりあえずこの巻まで読了。やきもきさせるのが常套とはいえ、じれったい。パメラの恋の行方も気に成る所。あと一番好きなのはフリル。

  • シャーロックメロメロ(ダブルミーイング)。アントニーはいい従僕です。

    パメラがお悩みモードに入っちゃってるのが辛いー。

  • 「他人の心の責任が、きみにあるわけがない。みんな、自分で選んでいるんだ。(後略)」
    シャーリー、今までで一番いいことイッター!!

  • あまあま。
    たいへん可愛らしくて好きなんだけど、後半の一人芝居部分はちょっと……。
    本編のなかに差し挟む必要はあったのかな。とか。

    パメラとクリスの出会いでさえ短編なんだから、あれも短編で本編とわけてよかった気がする。

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著者プロフィール

あおき・ゆうこ
『ぼくのズーマー』が集英社主催2002年度ノベル大賞を受賞してデビュー。『これは経費で落ちません! 経理部の森若さん』シリーズがドラマ化、コミック化され人気を博す。『派遣社員あすみの家計簿』も好調!

「2021年 『コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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