鏡の国の仮面舞踏会 (鏡の国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 64
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015318

作品紹介・あらすじ

鏡の国の王太子で夫のシリンに恋をし、遂にその愛を手に入れたティファニー。けれど、初めての両想いに彼女は戸惑いを隠せず、シリンに対して今まで以上にぎこちなく接してしまう。しかも、せっかく甘い雰囲気になってもティファニーは突然眠ってしまうのだ!?それは、彼女が無意識に感じとった魔王の悪意を遮断する自己防衛のようで…。幸せのさなか、再びティファニーに魔の手が迫るが!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 鏡の国の偽装結婚(?)ファンタジー、第6弾!
    シリンと晴れて想いが通じ合ったティファニー。だが、突然深い眠りに落ちてしまうため、ふたりの仲は思うように進展しない。そんな折、王妃グリンダがちょっと変わった仮面舞踏会を開くと言い出し…!?
    (アマゾン転載)



    このシリーズ、新刊楽しみにしてました。
    世界観とか設定がすごい好みなんですよね。

    せっかく気持ちが通じ合ったのに、ティファニーは貧乏性だなぁ。
    シリンも自己犠牲が強いし。

    肝心なところで、気を使いすぎて、すれ違っちゃう夫婦です。


    そして、最後の決断が哀しい。
    まさにシンデレラな展開になったけれど、これまでに築いた絆は失われていないと信じたい。

    エディスとかニカとか陰で暗躍してる人たちも気になります。

  • 過酷だな。。思うんだけど国王が無能なのがいけないんじゃないかな。

  • 初めての両思いに戸惑って、シリンを避けまくるティファニー。前半は、ティファニーへの愛を自覚し、キスのあとに進もうとするのに、ティファニーに避けられたり、寝られちゃったりする、シリンのもやもやが楽しいです。

    後半は、シリンを助けるべく取ったティファニーの行動が切ないです。記憶を失った鏡の国のみなさまたちですが、記憶の一部は残っているみたい。みんながみんな、心が美人とかって、心しか褒めてくれないのは、どうなんでしょうね。

    次巻は、シリンの代わりに魔王の元に向かってしまったエディスも気になりますけど、やっぱりシリンがティファニーを思い出せるのかが一番楽しみです。

  • ああほんとにちゃんと腹を割って隠し事せずに協力して対処すれば面倒なことにならないのに! ティファニーもシリンも「自分が犠牲になれば」と思ってしまってるところはよく似てるなあ。

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