贅沢な身の上 いざ、ときめきの桃園へ! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2011年12月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086015950
作品紹介・あらすじ
後宮の庭の池に落ちた寵妃・花蓮を助けようとして、自身もずぶ濡れになった皇帝・天綸。花蓮はピンピンしていたが、天綸は熱を出してしまった。お見舞いに行った花連は、そこで無愛想で美形の宰相・理央に縁談が舞い込んでいることを知ってしまった!相手は淑女の集まる桃花塾に通う不幸少女だと突き止め、ひと目見ようと身分を偽って入塾を企てるけれど-!?妄想娘の寸止愛浪漫、第三弾。
感想・レビュー・書評
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一切シリアスを盛り込まないと話がつくりづらいのか
なんとも適当な形の進行だが
キャラクタの完成度が巧みでそれだけで読める
「贅沢な身の上」という見事な表現による主人公の行動と
それを気持ちよく引き立てる周囲の造形
恋愛分とコメディとの混ぜ合わせが難しそうではあるが
シリアスを排した性格として隙が無い出来栄え
小説としてはともかく『ジャパネスク』瑠璃姫ばりの文句つけようなさ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ3巻
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ゆるっゆるです。
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あのクールな宰相に見合い話が…、とあるのでもっと宰相が全面に出てくるのかと期待したのに、意外と出番が少なくてがっかり。
もっと、ヒロインにさんざんいじられればおいしかったのではないでしょうか。 -
3巻目です。
勢いはとどまるところをしらず。
勤務先の図書館で、3人を巻き込んでしまいました・・・
こんなにオイシイ設定をこんなにもったいなく料理してしまえる作者に脱帽です。 -
風邪と珍獣のおかげで、陛下と花蓮のラブ度がちょっとだけ上昇!?
これまでのペースだと本当に20巻まで行っちゃいそうな気がして不安だったが、この一冊で2巻…いや、3巻分くらいは進んだのでは?
個人的には5巻分くらいずつ進んで欲しいのだが、花蓮にそれを望むのは無理というものか…?
だが、陛下のアプローチに対する心の変化はあるようなので、陛下には今後もめげずに頑張って貰いたいものだ(笑)。
しかし…あの堅物そうな宰相が蜥蜴好きとはw -
クールな宰相、理央が蜥蜴に向ける愛情のギャップにやられました。
薄幸、というか不運な美少女の莉洵がかわいくて、今後出番があることを願います。
さて、相変わらずお預けくらいまくりの陛下ですが、次はちょっとは進むのでしょうか。 -
キーワードは蜥蜴な巻。主人公のトキメキの壺に向かって叫ぶシーンは想像するとヒロインに見えないなあと思った(笑)