鬼舞 見習い陰陽師と爛邪の香り (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 125
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086016131

作品紹介・あらすじ

安部晴明の二人の息子・吉平と吉昌に怪異を退ける術を習い始めた道冬。悪戦苦闘するその裏で、従者行近は偶然、過去の縁者・徳佐と遭遇してしまう。一方、暗躍する妖異たちの魔の手は、入内を控えた藤原氏の姫に及び、とある香を嗅いだ姫が正気を失い、周囲の者に襲いかかるという事件が起こった。相談は大陰陽師・安倍晴明へと持ちかけられ-!?大好評の平安陰陽絵巻、緊迫の新展開。

感想・レビュー・書評

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  • おもいっきり次巻に続く終わり方。謎は増える一方。

  • シリーズ5

    行近の過去を知る人が登場。

    そして、頼りになる巨大トノサマガエルも再登場。

    藤原の姫の正気を失わせる邪悪な香り

    謎の赤毛の茨木童子

    いよいよ面白くなってきたー


    吉昌対大春日のバチバチした感じも楽し


    この巻のMVPはトノサマガエル!

  • 平安時代の陰陽師見習い少年の怪異巻き込まれ冒険譚シリーズ第5弾。少し中弛み気味かと思ったけど、巨大トノサマガエルの健気さに笑いました。やっぱりお茶目なモノノケが素敵。

  • 割りと重要なことが起きているのに、トノサマに癒されてしまうww 吉昌さまと康史は腹を割って話し合えば、割りと気が合いそうな気もしなくもない。

  • 【NDC(9)】 913.6
    【請求記号】 913.6/セ-1/5
    【登録番号】 1152
    【資料ID】 1001011512

  • 入内をひかえた藤原氏の姫が物の怪に憑かれた。
    またもや暗躍する茨木童子。
    自分の過去に怯える従者行近。
    道冬は自分の陰陽術がなかなか上達しないことにあせるばかりで。

  • トノサマガエルが妙に可愛い!
    人物にしても事件にしても、分からないことが増えてきた?
    続きが気になって仕方ないです。

  • 12年3月刊
    あいかわらず、さらっと読めて楽しい。
    キャラのやり取り、いきいきしてる様子が素敵。
    事件でみせてくタイプじゃないんだよね。姫の事件も結局黒幕はよくわかんないし。
    前回から出てるカエルちゃんのほうが印象的だな、事件よりも。
    しかし、平安時代のみやびな香りが登場してて、いつもよりは女子っぽさも加味されてました。

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著者プロフィール

1964年生まれ。91年『闇に歌えば』でデビュー。
「ばけもの好む中将」、「暗夜鬼譚」シリーズ(ともに集英社文庫)、『怪奇編集部「トワイライト」』(集英社オレンジ文庫)など著作多数。

「2019年 『百鬼一歌 菊と怨霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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