贅沢な身の上 さあ、その手でときめきを描いて! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2012年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016773
作品紹介・あらすじ
皇太后に呼び出された花蓮。皇帝・天綸の相手に相応しいか品定めされたらしい。一方、天綸のもとに、帝位継承権者である稜王の手の者が都で暗躍しているという報せが届く。そんな折、花蓮は外出先で記憶喪失の青年を拾う。竜宮城から来たに違いないと妄想する花蓮だが、どうやら彼は何者かに追われているようで…?残念皇帝&妄想寵姫の中華風ラブ(?)ロマン、ラブ度増量で新展開。
感想・レビュー・書評
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天綸とのデートの途中で記憶喪失の美形青年を拾うというおいしい展開。
ただ、今回は花蓮がさらわれたりとか、天綸が大立ち回りとかの派手な事件はなく、むしろ脇役に関するエピソードが多くて、そちらの方が目新しくておもしろかったかも。
花蓮の忠実な侍女鳴鳴にも気になるフラグが立っているので、次巻以降が楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリアスな展開になりかけるけど、ギャグになる過程は素晴らしいこの作品。稜王の暗躍、記憶喪失の青年、唯翔の背景の動きなど色々ありますが今回も主人公は妄想で乗り切ります(笑)煌恋試験がついに始まったところで終わるので次巻が楽しみですね。
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今回もいい塩梅にアホとトキメキと笑いがありました。
残念陛下に、アホな稜王。無自覚な唯翔。そして新キャラと真奏のゴールデンコンビ!!それに理央と鳴鳴の恋の匂い。
それぞれのキャラが立っていて楽しく読めました。
さて、ときめき検定の勝負はどうなる? -
12年11月刊。読んだのは12月だけど。
今回は特に事件らしい事件はなく、キャラがちょこまか動いてるのを楽しむ感じ…….ってそれがこのシリーズの面白さなんだけど。
キャラがたっててコメディしてるんだよなあ!
今回は、挿絵画家が登場。
先代陛下も稜王も残念って、どんな血筋だよ、陛下……w
次回のときめき試験の様子が楽しみ!
まさか仙人と試験で対決することになるとは……しかも陛下とカレンのコスプレつきで! -
陛下サイドの描写多めで、一途さアピール度が高い、ここらで陛下に梃子入れか?なシリーズ六冊目。なんちゃって仙人がツンデレこじらしたりして、だいぶ陛下が警戒してる様をいい感じに楽しみつつ、今回は鳴鳴ですよ。鳴鳴にいろんなフラグ立ってた!花蓮並にムフムフしたわ~(笑) このお話はどんだけお約束パターン盛り込めるかが命題ともいえるので、毎回、端々の小噺(今回は稜王の嫁)含めお約束探しも楽しいです。次巻は短編集で続けて本編、コミカライズが刊行されるみたいなので、デラ楽しみに待ってますよぅ。…ところで、陛下はコスプレというイベントを何処で覚えて来たのでしょうかね。唐突すぎてびっくりしたわ。衣装手に入れるくだりすらなかったよね?