悪魔のような花婿 薔薇の祭典 (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2012年12月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016926
作品紹介・あらすじ
王妃エヴァンジェリンの操る魔法蜂の群れに襲われたジュリエット。その危機を救ったのは、魔法使いイヴニング・フェイスだった。彼は、王妃の肉体を乗っ取ったオールド・ローズの魂を封印しようとするが、反撃を受け、致命的なダメージを負ってしまう…!一方、弟王子のアランと対決していたリオンもまた、薬を盛られ、絶体絶命のピンチに陥っていた…!シリーズ史上最高のクライマックス。
感想・レビュー・書評
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カスタードとスピンクスはがっつり同性愛として書いちゃうのにあくまでイヴニングフェイスとリオンについては否定していくのはどういう意図があるのかな…と思いつつこの二人が好きでした。
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大団円で完結かと思ったらまだ続くw
普段チャラい人が持つ根深くて薄暗い愛情に萌えた。 -
一途な男イヴニング・フェイス。彼の側面に迫ります。
前巻の布石が、微妙だったので、前の巻と一気読みすればよかったと、若干後悔しつつ、振り返ればストーリーとしては大変面白かった。(久しぶりに!!主人公達の存在感が薄かったとしても!)
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王妃との息詰まる争いもやっと決着に。
みんなそれぞれがんばったけれど、今回はやはりイブニング・フェイスの独り舞台と言ってもいいほどの大活躍だった。
オールド・ローズと国の盛衰にまつわる話が、意表を突いていてなかなかおもしろかった。
宮廷の華麗な風俗の描写もこの作者ならではの表現力でとても魅力的だったけれど、そろそろジュリエットにはかぼちゃ畑でのんびりさせてあげたい気もする。 -
いよいよ王妃との決着。王宮の問題はほぼ片付いたようでほっとしました。
いよいよ次からは新たな舞台に移るようで、そっちでウィリアムの呪いも解けるといいな。でもそうなると終わりそうだから、それは寂しい。うーん、面白いシリーズにはつきもののこの葛藤。何にせよ、楽しみです。次は積んだままになってるお兄様の方を読もう。 -
いよいよ王妃エヴァンジェリンとの決着が付きます。
長く続いた『王宮編』も今巻で完結します。
エヴァンジェリンに掛けられたリオンの呪いも解け、黄昏の魔法使いイブニング・フェイスの切ない恋物語も明かされます。
しかし、ウィリアムの呪いは解けず、舞台は王宮からイブニング・フェイスの故郷キルケニア島に移るようです。
まだ暫く少年姿のウィリアムとジュリエットのいちゃいちゃが見られるようで安心しました♪(*^_^*)