薔薇色プリンセス・レッスン (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 51
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086017190

作品紹介・あらすじ

世界各国の上流階級が通う全寮制学校「ル・ブランシュ」。複雑な出自を隠したソランジュは、学校に馴染めないでいた。しかし美しい転校生アレクサンドラがソランジュの同室となり…ルームメイトは女装男子!?

感想・レビュー・書評

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  • 女学校で、完璧美女なルームメイトが○○○で…というのは王道ですが、シリーズの1巻と2巻の間の流れの心理描写が少々急ぎ過ぎなので駆け抜けてしまって物足りない感があり。
    黒幕もやっぱりっていう相手でしたし、王妃のにこやかに微笑みながら突き落とす感じが好きになれませんでした…

  • 2部作の上巻。
    幼少時代に養父母から虐げられて育ったソランジュ。彼女の母を知るという貴族の青年に助けられ全寮制の学校に入ることになるがそこで同室になったアレクザンドラとの出会いがソランジュの運命を大きく変えることになる。

    女装男子(笑)
    中世ヨーロッパあたりの話かな?と思っていたら携帯とかパソコンとか普通に出てきてちょっと「えっ!?」と思ったww予想外w
    そしてソランジュの生い立ちの可哀想なことといったらないね。だから尚更下巻では幸せになってもらいたいと思った。アレクとの同室生活や学園生活なんかは楽しそうで良かったと思うけれど、すごい気になる所で終わってるから下巻を読まないと消化不良になりそう。というわけでさっさと読んでみた(笑)

  • 薔薇色ってなぜつけたのか?
    と聞きたくなるくらい暗い。
    なおかつ主人公自体も落ちた性格かので、
    暗さがアップしてしまう。

    女装した王子もコミカルさが
    少ないので明るくする要因にはならない。

    題名や表紙絵とは雰囲気が違いすぎて。

    幼少期をもう少し短く描くか、
    学園生活をもう少しコミカルにするか
    主人公の性格を変えるか、どれかで
    お願いしたい。

    後編がもう少し明るくなるとよい。

  • 貴族やプリンセスってことなので、中世ヨーロッパの話かと思っていたら、携帯電話やパソコンも出てくる現代の話って分かったときは、ちょっとショック。中世の設定でもよかったんじゃないかなって思いました。

    女装王子のアレクザンドラ。なんでアレクサンドラじゃないんだろうって思ったのは一瞬です。
    アレクザンドラが裸で押し倒されている挿絵はちょっとにやついちゃいました。

    完全に前後編を前提で作られているのか、最後は次巻に続く気になる描写がありました。

    前巻ではソランジュの不幸な生い立ちと学園生活くらいで、ソランジュやアレクザンドラの貴族側の生活は皆無です。次巻に期待。

  • 虐待されていた少女は、小国の高貴な血筋だった。そんな彼女を見つけ出し、育ててくれたラウールの期待に答えようとするソランジュと、彼女の部屋に同室になった美女アレクとの出会いの 上巻と、アレクと婚約しての『プリンセス・レッスンはルビーのお城で』下巻の二巻完結のお話

    人形のように唯々諾々としていたソランジュがアレクとの出会いで成長し、葛藤しなら自分の道を選ぶ物語り
    重い部分はヘビー級に重いですが、楽しい部分も多々あり。
    この巻は、嬉し恥ずかしの学園生活と、すれ違ったほろ苦さを引きずったままのラストです。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2938.html

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