アオハライド 4 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 109
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086017824

作品紹介・あらすじ

文化祭で双葉と洸は事故でキスをしてしまった後、本気モードのキスをする。舞い上がる双葉だが、唯のことで洸と気まずくなり、距離ができてしまう。大ヒットコミックスのノベライズ第4弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 【アニメ視聴・漫画未読・文庫4巻まで読了】
    成海を支えることを選んだ洸。双葉がそれで離れていってしまっても仕方なのないことだと割り切っていても、読者の心情としては辛い。中学時代のノートに書かれた『吉岡双葉』の文字が切ない。
    双葉の方も洸がやっぱり好きで、でも一生懸命に忘れようとする姿の描写が何度もあります。洸と成海の一件を知っている冬馬は積極的に双葉にアプローチ。洸にフラれるために双葉が告白するシーンは読んでていて悔しさが込み上げてきちゃいました。

    私はこの巻では洸・双葉・成海・冬馬よりも修子が印象的です。クールな修子が田中先生の事で感情をあらわにする姿は心打たれます。修子の告白は上手くは行きませんが、田中先生も修子の事を想っていて、それでも教師と生徒という立場上結ばれることがない事実に胸が締め付けられました。切ない・・・

    洸も亜耶説得もあって、成海との関係にけじめをつけることを決意したところで終わります。

    3巻・4巻と読んで、亜耶の友達を心配する姿は惚れます。現段階において亜耶の恋はまだ少ししか動きだしていませんが、こんなに友達思いでいいやつは絶対幸せになってほしいですね!修子と結ばれますように・・・

  • コミック7巻8巻の文庫化
    コミックより内面の描写が細かく、そのぶん、雰囲気は重いですが、コミックの絵と文章がシンクロすると、たまらなく萌えなのです。

    なぜ彼が成海に寄り添ったのか…?
    母の過去に囚われる洸の苦悩をかみま見て、涙腺からブワっと汁が出てしもうた。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3510.html

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著者プロフィール

岩手県生まれ。『陸の魚』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選。『いつまでも』で2008年度ロマン大賞受賞。集英社オレンジ文庫に『鎌倉香房メモリーズ』シリーズ(全5冊)、『どこよりも遠い場所にいる君へ』コバルト文庫に『屋上ボーイズ』、ノベライズ『ストロボ・エッジ』『アオハライド』シリーズ、他の著書に『パラ・スター 〈Side 宝良〉』などがある。

「2022年 『読んで旅する鎌倉時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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