死にかけ花嫁と革命の鐘 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 70
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086080026

作品紹介・あらすじ

ブルグ帝国の暴君皇帝に政略結婚で迎えられた王女ヘルミナ。体が弱く世話係の侯爵カエサルは振り回されるが、病弱を逆手に医学や政治の知識を蓄えるヘルミナは、カエサルに革命を持ちかけ……。激動ラブ!

感想・レビュー・書評

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  • 大げさなタイトルかと思ったらヒロインが本当に死にかけで面白かった!
    でも深窓の令嬢(王女)ではなく、自分にできることをきちんと学んで考えて効果も上げていて、尊敬する。
    ストーリーは思った通りの展開ではあったが、革命が起こるまでが長かったかな。というか、革命後の話をもう少し書いて欲しかった。もっとイチャラブを!笑 故郷の国との王様、お兄さんとの再会シーンとか。
    続編出ているかと思ったらまた違う人の話のようなので、読むのちょっと悩むなぁ。
    とりあえずこれはこれで良かった!

  • 死にかけヒロインのごり押しがとにかくすごい。
    1冊でサラッと読める本が好きなので読みやすかった。
    ヒーローが終始かっこいいので満足。
    うっかり続編というか、その後の世界観の本から読んでしまったので、ラストの展開はほぼ予想できてしまったのが勿体なかったかな。

  • 「このままでは死ねない」と強く願う王女ヘルミナ。その潔い生き様に、鼻の奥がツンとしそうで、フッと笑ってしまう、病弱ながらも根性のあるヒロインのお話。
    他国に嫁いで革命を起こすまでの、読み切りの大河ロマ。ラブ薄だが、二人の献身が素敵なお話。
    でも、病弱設定を笑いにしているので、そこで笑えない人は無理かも。
    詳細は下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5269.html

  • この主人公は死に瀕するくらい虚弱にもかかわらず、卑屈になること無く真摯に自分の出来る事を最大限に努力し実行する姿が実に好ましいです。そこにイヤミが感じられないこともいい。もちろんハピエンですが、結婚となると、その…、あっちのほう体力大丈夫なんかな?(汗)

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著者プロフィール

藍川竜樹(あいかわ・たつき)
兵庫県出身。2011年度ロマン大賞を受賞した『ひみつの陰陽師』で作家デビュー。
著書に『龍仁庵のおもてなし 龍神様と捨て猫カフェはじめました』(三交社)、『孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい―呪いまみれの契約婚約はじめました―』(一迅社)などがある。

「2021年 『古器旧物保存方つくも神蒐集録 ~わけあって交渉人の助手になりました~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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