シンデレラ迷宮

  • 集英社 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784086090278

みんなの感想まとめ

独特な発想と巧妙な構成力が光る物語は、過去の名作を彷彿とさせる要素が散りばめられています。主人公の個性的な言葉遣いや表現が、物語にユーモアと親しみを与え、読者を引き込む魅力となっています。物語は、目覚...

感想・レビュー・書評

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  • 過去の名作を思い出させてもらった
    面白い発想と構成力
    中々素晴らしい

  • 主人公の言葉遣いがいい。やっちまった!とか、殴りやがって、とか。

  • 序章 目覚める前に……
    第一章 目覚めた朝はお茶会だった
    第二章 森を出るべきではなかった
     1 王妃の正体
     2 本森を出るべきではなかった.
    第三章 シーラカンスの夢
     1 舞姫の正体
     2 シーラカンスの夢
    第四章 シンデレラ迷宮
     1 嘆きのシンデレラたち
     2 もーにん

  • 141

  • かつて、私が異国に住んでいた時。本がなかなか手に入らなかった時に手にした思い出の本。
    誰かに愛されたいのに、愛されない――そんな現実世界で傷ついた少女が夢の世界を彷徨いながら、ずっと大好きだった物語の登場人物の見方を変えて・・・少しずつ現実と向き合う力を手に入れていく。
    自分自身とどう向き合うか考えながら、もう一度自分自身の蔵書に加えたい一品。

  • 切ないよね、この話。誰しも経験するんじゃないかな。一生の中では。だからこそずーっと忘れられず。心の中にずーっといて、読み返したくなる。

  • 4章からなる物語。

    夢の中で利根の物語が始まる。
    起きようとして…誰かが起こしている状況。
    しかも知らない場所で、知らない人に。

    どうせ夢の中だからと『記憶喪失』を装ったけど、マジで解らない!
    部分的に思い出せる所はあるにしても、『ここは何処なの?』状態。
    何がなんだか解らずながら、とりあえず、白雪姫の継母の城へ。
    けれど、居ても経ってもいられなくなり、『踊り子』の所へ。
    この踊り子は『白鳥の湖』のオディール。
    それから『暁の国』へと赴く利根。
    そこで待ち構えていたのはカルメン、ジュリエット、かぐや姫。
    古今東西の不運、悲恋のヒロイン達。
    暁の国の姫はオーロラ姫。
    そこで、利根は自分のやらかした事を思い出す。

    全てのハッピーエンドなんか嘘っぱちだと。
    時が止まってしまえばいいと。
    朝が来なければいいとさえ。

    再度最初にあった『奥方』ジェーンに逢いに行き、ようやく現実世界へと戻る。
    利根の作った世界。失恋して、悲しみに暮れて泣きながら寝た迷宮。
    迷宮は、一晩のうちに整理整頓されて(?)再出発をする事を決意するまでの話。

    流石、ファンタジーの氷室冴子氏。
    ハチャメチャな展開、間の取り方、気付かせ方。
    面白かったー!

  • 少しずつ伏線が回収されるというか、ヴェールがはがされて謎が解けていくのがすごい。
    童話の物語の改変と主人公の心理のシンクロが素晴らしいと思った。

  • なつかしい!中学生のとき氷室冴子すきだったなぁ。

    記憶喪失の女の子が見知らぬ世界で記憶を取り戻そうとすりお話。
    そして徐々にこの世界のからくりに気づいていく。

    その過程がほんとに飽きないようにできてるんだよー!
    女の子なら白雪姫や白鳥の湖や眠り姫や、そんなおとぎ話の世界に反応しないわけないもん。
    次は誰なんだろう、あのお話はどうなっちゃったんだろうってわくわく。


    久々に他の氷室冴子作品も読みたいな。
    しかし今読むとだいぶ文章が幼くて少女趣味だよなぁ・・

  • 文体は少女小説ながら、いろいろ中身があった。深いけれどすっきりしたファンタジー。楽しく読むには素養がいるかも。

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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