蕨ケ丘物語 (コバルト文庫)

著者 :
制作 : 峯村 良子 
  • 集英社
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本棚登録 : 147
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086106672

感想・レビュー・書評

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  • 表紙と題名にあまり期待してなかったのですが…、読み始めて改心。
    この、屍鬼か、いなか、の、じけんかと突っ込みたくなる田舎ぷりは大好きです。
    2話目が文句なく面白いのですが、後継ぎは三女がよいよなぁ。

  • お家の跡継ぎ騒動の話である。ふつうは跡継ぎになりたがる話になるわけですが、この蕨ヶ丘物語は、跡継ぎを逃れようと姉妹がそれぞれ策を練るのです。キャラクターがはっちゃけてておもしろい。氷室さんの会話調の文章は読んでいて痛快です。

  • ん10年振りに読み返してるけど、勢いがあると言うか、マンガちっくと言うか、楽しかった?
    あとがきの最後の一文が哀しい………小梅おばあちゃんは50年後の私の姿じゃないかしらん……って。
    今更ではありますが、ご冥福をお祈りいたします。

  •  全員「己が大事!」という主義の小説。
     それぞれのワガママを突き通すところが痛快。

     陰謀編とか下手なミステリより面白いと思う。

  • 田舎町の、お嬢様が巻き起こすラブコメやら、プチ・ミステリーやら、おばあちゃんの第二の青春やら。
    やっぱり、氷室さんはストーリーテラーであり、情景を書くのも素晴らしく、尊敬する作家さんなのです。
    うまいよなあ。

  • うわ〜〜〜〜、これ、まだ売ってるんだーーー!!!!

    氷室冴子の隠れた名作。と、私は思っている。
    自分も道産子なので、余計共感するのか?
    今(時代、年齢ともに)読んでも、十分楽しめる作品。

    追悼読書をしたい、という念願叶った正月だった。
    著者には是非、「小梅おばあちゃん」になるまで元気でいていただきたかった。
    あとがきを読んで、少し泣きそうになりました。

  • 懐かしい。
    小・中学生の頃、コバルト文庫にはまってたっけ。
    そんな中でも氷室冴子さんが特に好きだったなぁ。
    これは、最近思い出して、中古で買い求めたもの。
    大地主の家に生まれた4姉妹が、家を継ぎたくないがために、駆け落ちしたり既成事実を作ったり…という話。
    子供の頃は「?」と思っていたことも、今読めばわかったりして、懐かしさとともにまた新鮮におもしろかった。

  • 4人姉妹のコメディータッチの物語。

  • 小梅ばぁちゃん、かっこよすぎ!いけてます!

  • 「なぎさボーイ」「多恵子ガール」「北里マドンナ」と合わせて読んでほしいっ!だって三四郎くんの成長ぶりがわかるんだもの〜

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ さえこ)
1957年1月11日 - 2008年6月6日
北海道岩見沢市出身の作家。本名、碓井小恵子(うすい さえこ)。1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家だった。藤女子大学文学部国文学科在学中、第10回「小説ジュニア青春小説新人賞」へ「さようならアルルカン」を応募、佳作を受賞してデビュー。宝塚歌劇をモデルにしたコミック『ライジング!』原作者を経て、作家に専心。
以降多くの作品を手がけ、『なんて素敵にジャパネスク』シリーズ、『銀の海 金の大地』シリーズなどが代表作となる。『海がきこえる』は1993年にスタジオ・ジブリでアニメ化された。2008年6月6日、肺癌で逝去。

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