愛の迷宮で抱きしめて: まんが家マリナ恋愛事件 (集英社文庫 コバルトシリーズ 183-D)
- 集英社 (1986年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086108331
感想・レビュー・書評
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私の愛読書。シャルル大好き。
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ふいに手にした羊皮紙から始まる愛の迷宮ミステリー。
やっぱり今読んでも高まる!高まる!
当時はそんなに惹き込まれなかったけれど、
白金の髪、雪より白い肌、上品で物憂げなブルーに
灰色の眼をした天才美少年。
うーん、シャルル、なんて素晴らしい♡
レオナルドの遺体と名画の数々を隠したとされる
緑のゲオルギウスの小部屋。
双翼の宮殿シャイヨー宮、ブローニュの森、
アンボワーズ城、シャンボール城、ルーヴル。
美しいお城や美術に想いを馳せつつ物語は展開していく。
最後に待つのは、ダ・ヴィンチが愛した景色と
生涯求めても得ることはできなかった
愛と幸せの中で眠るダ・ヴィンチ。
サスペンスあり、恋ありの美術ミステリー。
史実を織り交ぜられた話は切なく、美しく、魅惑的。-
あやさん、こんばんは♪
ああああ、シャルルーーーっっ!
この巻、大好き。いえ全部好きですけど(* ̄∇ ̄*)
ダ・ヴィンチさんの作品...あやさん、こんばんは♪
ああああ、シャルルーーーっっ!
この巻、大好き。いえ全部好きですけど(* ̄∇ ̄*)
ダ・ヴィンチさんの作品じゃなくて人となりに興味を持つきっかけとなった
(じゃっかん方向性がアブナイけれど;)思い出深いお話です。
・・・やっぱりワタシも再読しようかな。
けっこうユウワクされておりまする(^^;)2014/02/08 -
九月猫さん∠♡
読みましょーー♡読みましょーーー♡笑
私もそうですーっっ。
考えてみれば当たり前のことなんだけれど
子供のだ...九月猫さん∠♡
読みましょーー♡読みましょーーー♡笑
私もそうですーっっ。
考えてみれば当たり前のことなんだけれど
子供のだった自分には学校の先生的な感じで
絵画の巨匠や音楽室に飾られてる大作曲家さんたちにも
人物としての人生や背景があるってことに
はっと気づいて、すごく興味が沸いた1冊でした♡
ダ・ヴィンチ、子供が掘り下げるには
なかなかディープですよね~[笑]
あんなに夢中になって読んでたのに
ポロポロと忘れてたり、がっつり覚えてるー!とか
いろんな発見、再発見が楽しいです[*Ü*]
九月猫さん、さあ、がっつりお山を掘り起こしましょう~~~ヽ[´▽`]ノ♡2014/02/11 -
あやさん、こんばんは♪
ちょっ、追い討ちのお誘い Σ( ̄□ ̄!)
思わず出してきちゃったじゃないですか(笑)
とりあえず2冊だ...あやさん、こんばんは♪
ちょっ、追い討ちのお誘い Σ( ̄□ ̄!)
思わず出してきちゃったじゃないですか(笑)
とりあえず2冊だけ2冊だけ・・・。
2014/02/13
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十数年ぶりの再読。
当時小学生だったのもありダ•ヴィンチの名作や数々のフランスの城部分は理解しないままサラッと読み飛ばし、ミステリーなどのストーリーだけ読んでワクワクとしていましたが
今回きちんと読んでみようと絵画や城の名前が出るたびに検索したり情景を思い浮かべたりしながら読んでとても楽しかったです。
和也&シャルルの初登場という豪華な一冊!
私はずっと薫派なのですがこの2人もなかなかに素敵…!こんな2人から好かれるマリナってなんなの…?
まあ大人になってから読むとマリナにも良いところがたくさんあることに気づいたし、よしと思うことにしよう。笑
シャルルの名台詞「たとえ太陽が西からのぼることがあったとしても、このオレに間違いということはない。」
シビれますね。
そして昔から気になっていたことを一つ、美少年であり美少女である天才シャルルに「やっこさん」は言わせないで笑
どうか和也が目覚めますように。 -
「まんが家マリナ」シリーズ2作目。
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漫画家マリナシリーズ。
1作目ではないけれど、やっぱりシャルルがでてくる巻ってことで思い入れが深いので。 -
このシリーズも大好きで、何回も読み返してました。
今でも、たまぁに読みたくなる。 -
マリナシリーズにはじめてシャルルが登場する巻。というか、和也もこの巻で初登場だったのね!! Wヒーローそろいぶみv 貧乏きわまったマリナはタカビーで唯美主義な漫画家のアシスタントとして、フランスに取材旅行に行くことに。漫画家・夕霧さんのモデルはきっとあさぎり夕だと思(ry
少女のような外見と、以外に男の子らしい体つきと、考え始めると石像化してしまう奇癖、天才ゆえの孤独壁……と、この後もシャルルを彩るキーワードがこの巻ですでに全部語られている。。 -
思えば、中学の図書館で全巻揃っていたのを端から読み始め、そして自分でも購入した覚えがあります。当時でもこの本が出て大分たっていましたが、読み進めると、本当に読みやすくて話に吸い込まれるような作品だなぁと思います。逆ハーの走りでは?とついつい思ってしまいます。今の年齢でも読めますしね、出てくる男性陣も魅力的。笑えますし、シリアス場面に息をのむこともありました。よく出来てるなぁと思う作品です。疲れたときに読みたくなりました。
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懐かしい、マリナシリーズ第2弾。
実は私が1番初めに買ったマリナの本はこれだ。
これを読んで「ああ、前作があるのか」と思って『愛からはじまるサスペンス』を買ったんだもの。
だからこの『愛の迷宮でだきしめて!』はマリナシリーズの中で1番懐かしい。
そうそう、この本でレオナルド・ダ・ヴィンチがすごく多才な人で、天才だったんだということを知ったんだっけ。
『ダ・ヴィンチコード』を読んだ時も、この本を読んでいたので少しはダ・ヴィンチについての知識があったのでわかりやすかったというのはある。
今回、和矢とシャルルという2人のハンサムさんが出てくるが、私は当時はどちらもタイプではなかった。
特に和矢は「なんだこいつ?」と思っていた。
だって、当時(中学生)の私の周りの男子といえば、スポーツ刈りか丸坊主が主流で、和矢のようにくせ毛の黒髪とか、そんな子いなかったもん。
いたかもしれないけど、記憶にない。
あの頃の人気者は、たいていスポーツの部活に入っていたから、みんな短い髪型をしていたものだ。
私が中学生時代に好きになった2人の男子も、もちろんスポーツ刈りだった。
だから、当時は和矢の存在は現実味に乏しかったのかもしれない。
周りにいないんだもん。
なんせ、田舎の中学生でしたから。
今回読んでみて、なんかすっごい都合良くできてる話だな、と思った。
ルーブル美術館って本当に隠し部屋とか今でもたくさんあるのかな。
行ったことないから想像がつかないけど。
フランスは犬のフンが道にたくさん落ちているのだ、ということを知ったのもこの本だったなぁ・・・。
ところで「緑のゲオルギウスの小部屋」、声に出して言うととてもまどろっこしい。
この本にはとてもたくさんこの言葉が出てくるけど、なんでもかんでも略して言うことに慣れてしまっている私には、どうにもこうにもまどろっこしかった。 -
藤本ひとみといえば、知る人ぞ知るコバルトの女王。
マリナシリーズ、ここから全ては始まった。
売れない漫画家、ぽっちゃりメガネの女の子が
出てくる美景ズにもてまくり、って
まぁ所謂少女小説なんだけど。
夢中になって読んでましたねー。
丁度地元の図書館に揃ってたのもあるし
年とってからは中古で大人買いしたから結構家にもあったり。
この本は決してファンタジーという類の話ではないけれど
色々夢見させてくれる、し
どんどん続く、関係性のある藤本ワールドを楽しむには
必読の一冊。