セイレーンの聖母 ハイスクール・オーラバスター (ハイスクール・オーラバスターシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (1990年3月2日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086113953
感想・レビュー・書評
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十九郎と希沙良の深すぎる絆が初めて明かされた巻。ただのサイキック・アクションに終わらない、ナイーヴな人間関係が既にこの頃から見え始めていて、それも魅力。
後の十九郎の宿敵、皓が現れるといっても、まだまだシリーズ序盤。諒や亮介、冴子の掛け合いも楽しい。
オーラバは、何度読んでも「面白い」と思うから不思議だ。初めてこの物語に出会った時、私は中学生で、途方もなく影響を(良い意味で)受けた小説なんだろうな。自分が「面白い」と思う価値基準をむしろ、この小説に教わった気がする。
どれほど時間が掛かっても良い。私はこの物語の結末が、どうしても読みたいと、今も思う。そんなシリーズの第2巻。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハイスクールオーラバスターシリーズ第2弾。これを読んで……この作者ってすごいと思った。コレを読んでオーラバにハマった。前作ではワキで登場していた希沙良と十九郎がメインの話で、希沙良の誕生のいきさつ、2人の生い立ちの傷、依存関係が描かれます。今の関係をシンドく思いながらも断ち切ることは出来ない……従兄弟の葛藤はこの巻に始まる!!! 従兄弟LOVEのわたしにとってはとっても大事な巻vv
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高校生のときはまりまくったオーラバスターシリーズ。どこまで読んだのかは忘れちゃったんだけど、本当に大好きなシリーズでした。まだ実家にあると思うな。特に希沙良が大好きだった私はシリーズの中でもこの巻を。希沙良と十九郎の関係がいいんだよね、ホントに。
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希沙良と十九郎メインの巻。希沙良出生にまつわるいざこざが、お互い譲れない部分があるからこそ起こってるあたりが切ない。
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何かを想うことを、祈りとして昇華するように。誰かの幸せを願う気持ちに涙する本の内の一冊。
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「少しずつ、世界は広がっていくわ。急ぐことはない」(162p)
オーラバ第2巻。うってかわって主役交代か?夏江さん、とてもよいのです。こんなお母さん凄い。
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図書館にて借りる。シリーズ第二弾。
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読み返し中。
新刊待ち遠しい。
十九郎くんがすきなんです。 -
シリーズ第二の再読。
この頃から、忍の行動に無理があると思う。
こんなに万能なら他の術者いらないんじゃないかと。
話は里見・和泉サイド中心。
あまり共感できない。 -
シリーズ第二弾。
前回サブだった二人がメイン。
著者プロフィール
若木未生の作品





