愛する君のために(下) まんが家マリナ貴族事件 (まんが家マリナシリーズ) (コバルト文庫)

著者 : 藤本ひとみ

• 集英社 (1990年4月3日発売)

感想・レビュー・書評

[山本 あやさんの感想 · 2014年3月4日]

大きな河に面した美しい田園都市に建つ
ジョージアン様式の別邸♡
子供の頃は分からない世界を知らないままに
想像するしかなかったけれど、今はネットで
実際のいろんな写真を見たりもできるから
より楽しみも広がってうれしい!

貴族の行方不明だった長男候補の
誰か本物なのか、決定的な証拠なのか
陰謀によるものなのか。
二転三転する情報にドキドキしつつ、
美しく優雅な子爵へと成長していく
ガイにドキドキしつつ♡

そしてメインキャラがどんどん情勢の悪い
モザンビークへと集結していく…。
早くみんなの元気な姿が見たい!

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット　華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG（ジェニ）」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート　特装版　校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」