炎の蜃気楼シリーズ(12) わだつみの楊貴妃(後編) (コバルト文庫)
- 集英社 (1994年1月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086118088
感想・レビュー・書評
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炎の蜃気楼12
直江の出番は表紙だけ。まあ、死んでるし。
二人の父親(竜と謙信)の動向が気になる。
高耶は、痛々しいな。
この後、どうなるんだろう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
番外などあわせて47巻?もある中で個人的にはここが一番輝いていたかなという気がします。久しぶりに読んだらやっぱり面白かった。このシリーズ好きだったなと思いだしてドラマCDまで引っ張り出して聞きましたがもう聞けたもんじゃないですね(笑)悶絶。速水奨さんを知ったのはこれだったなと懐かしくなりました。
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直江があっけなく死んでしまう。高耶の《力》が暴走するところ父氏康の竜の化身が救う。
綾子は下間頼廉から満珠を奪うことに成功するも信長に奪われる。友姫と弥山に行く。
捕らわれていた千秋を高耶が助け出し、輝元の霊を操り村上武慶を寝返らせる。千秋に乗客の救出を任せ、『大和』の舟形を破壊。
信長は干珠と満珠をつかい嵐を起こし、大和を毛利とぶつかる陶もろとも消す。友姫が弥山で漁の魂を使い干珠と満珠を破壊。
高耶は下間頼竜とぶつかるが天狗の力を借りた千秋の援護で大和にとらわれていた魂を調伏。
信長に意識を乗っ取られていた譲も『魔王の種』に謙信の助け?で無事《凍結波》がうたれた。
目覚めた高耶は小太郎を直江と認識していた。
直江が死ぬまでが一部だったんですね。うーん全然お話としてはこれからで続き気になる。病んじゃう高耶が痛い。直江がいなくても千秋も綾子も譲もいるじゃないか。と思うけど、譲以外の奴らは基本高耶を突き放してかかるからそりゃ病むか。もう少し誰か優しくしてさしあげろ‥‥
譲が景勝であることも明かされましたがこれから景虎VS景勝になるのかな? 歴史無知でわからないですが、わからないまま炎の蜃気楼で知って楽しもうと思います。やーお勉強になる(ならない)
挿絵まったくないのも東城先生のご都合だったのでしょうか。正直どんどん粗くなるなとは思っていたのですが、代わってしまうのは残念だな と思ったら
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こんな裏話‥‥集英社おい -
直江が死んで、景虎が狂い、第一部終了。
痛々しい・・・。 -
第1部の終了です。このまま直江は戻ってこないのか?いやそんなはずはと思いながら
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山口、広島。一部完結。
ここまで数日で読破し心霊現象や換生のみならず、龍や天狗が出てこようともなんとも思わないどころか胸が躍るようになった。
なんだか今まで主に直江の下半身事情についてばかり注目してしまったような気がするけど、直江が何故あそこまで高耶に執着するのか、高耶にとって直江はどういう存在だったのかが、ここにきてやっと少しづつわかってきた。傷つけ合いながら堕ちゆく二人…切ない。ほんと切ない。
それにしても中編から続く高耶の慟哭を読んで、なんて脆い人だったんだろう、と。あの強さは脆さの裏返しだったんだな…。ミラージュを読んでまさか泣く日が訪れるとは思ってもいなかった2011年です。 -
2011年1月26日読了。2011年17冊目。
第1部完結。