星を堕すもの(前編) ハイスクール・オーラバスター (ハイスクール・オーラバスターシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086140775

感想・レビュー・書評

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  • ハイスクール・オーラバスターシリーズ。
    レビューというより、個人的な思い出語りですが、
    小学生の頃に手にとって、十代の私の読書生活に多大な影響を与えたような気がするシリーズ。
    設定に惚れキャラに惚れ感覚に畳み掛けるような文章に惚れ。
    初めて男キャラ同士の関係に妙なドキドキを感じたのも多分ここ。(言わずもがな、十九朗と希沙良)
    ここ数年なかなか新刊が出ないですが、もう何十年かかろうと結末まで付き合おうという所存。

    作者自身が言っていることですが、番外がこのシリーズの魅力だと思います。
    勿論、本編があるからの番外であるのですが。


    この巻をチョイスしたのは表紙が一番好きだからです。
    杜さんのイラストが好きだったよう。

  • オーラバスターシリーズの中からもう一つ。シリーズ一貫して仲間を「信じろ」「信じぬけ」なんだけど、この前後編は特に。やっぱ、希沙良好きだな。今初めて、希沙良を知ったとしても絶対惚れると思う。不器用で、とがってて、口は悪くて、ちゃらくて、だけど根本はすごく優しい。理想の男。

  •  意外と、シリーズ中1番心の支えになる一冊かもしれない。「信じて超えるしかない」っていうのがあまりにも日常生活に適応出来すぎてね。希沙良いいよね。

  • 里見十九郎の魅力と狂気が、これでもか!!!!!!と詰め込まれた前後編。
    何よりこの、超美麗な里美十九郎の表紙が全てを物語っている……。

  • 図書館にて借りる。

  • 不破だいすきだ。
    読み返し中。

  • シリーズ第12冊目(番外編含む)。第2期始まりの巻。

    忍が勝呂との休戦協定に向かう中、亮介達をある事件が襲い、更には十九郎が何者かに攫われてしまう。

    忍だけでなく十九郎も不在=初めて指揮官がいない状態で、事態の打開へと走り出す術者と、彼らとひとまずの協力体制を結ぶ道者。しかし、一真の歪んだ十九郎への尊敬心が、希沙良への痛切な非難へと変わり、事件の解決への足枷となる…。

    「天冥」を乗り越えて獲得されたそれぞれの関係性と、「天冥」から引き継いだ、七瀬本家の闇だとか、冷静なようで感情的な一真だとかの要素が混じり合って、今回も痛切で必死な物語になっています。

    鋼鉄の精神を持つが故に、時に無謀とも思える策をとってしまう十九郎のこの後がとっても気になる前編。

  • コバルト文庫。私より年上のシリーズです笑

  • 終わらせる気はあるんですか作者様!

  • シリーズ第十弾。

    今回はきーさんの話。
    受難とというか試練というか。

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著者プロフィール

1968年生まれ。早稲田大学文学部中退。89年、大学在学中に第13回コバルト・ノベル大賞佳作入選。同年のデビュー作、『天使はうまく踊れない』に始まる《ハイスクール・オーラバスター》シリーズは、昨2021年、完結した。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》、《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『われ清盛にあらず』『ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す』、『ゼロワン』、『永劫回帰ステルス』などがある。

「2022年 『戦をせんとや生まれけむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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