星を堕すもの(後編) ハイスクール・オーラバスター (ハイスクール・オーラバスターシリーズ) (コバルト文庫)

著者 : 若木未生

• 集英社 (1995年10月3日発売)

感想・レビュー・書評

[BEAさんの感想 · 2007年4月19日]

シリーズ第十一弾。

それにしても、この二人のキャラは当時大人気だったみたい。

[みらさんの感想 · 2006年7月15日]

後編。とにかく、これは希沙良がいい。切ない。初見から１０年以上経っても泣ける一冊。
希沙良には幸せになってほしい。もちろん、十九郎にも。ホントに。

[kanakさんの感想 · 2005年10月23日]

　斎伽里見和泉の関係好きだなぁ。「手にしたものを信じる」なんてことを、きちんとやっている術者は希沙良だけなんじゃないかと思いますよ。1番まともな人物ですよ。

[tanukitunekoさんの感想 · 2013年8月26日]

図書館にて借りる。この人たちこれからどうなってくんだろう…。

[kakua1980さんの感想 · 2011年5月9日]

新刊前に読み返し中。
里見にハマったのはこれのせいだといっても過言ではない。

[マキハラさんの感想 · 2010年11月27日]

十九郎が攫われた事件の続き。

術者と道者、そして忍がそれぞれの遣り方で（一族の体面を保ったまま）十九郎を救済する為に奔走する。

その中心は希沙良。前巻の出来事で、十九郎への依存から抜け出そうとする希沙良の繊細な内面描写が本当に切ない。十九郎を「世界中の最後には他に何も選べない」と言い切ったり。他にも、本家中枢に食って掛かる冴子、希沙良に寄り添う亮介、あちこちに出没する諒など、その人らしい展開や態度でお話は進んでゆきます。

明らかになる七瀬本家の闇。
オーラバの醍醐味の一つに人と人との関係性があるけれども、希沙良と十九郎の関係はこの後どう変化してゆくのか。最新刊でも決着が着いていないだけに気になる事の一つです。

[風迦さんの感想 · 2009年7月6日]

オーラバ大好きだった！
マンガ版の「十戒」をジャケ買い（？）したのが始まり。
杜さんのイラスト大好き。どんどんキレイになっていって。
その中でも一番好きな表紙がこれ。
（希沙良が好きってのもあるけど。）
だからイラストが杜さんから変更になった時にどうしても馴染めずに買うのを止めてしまった；

[紅さんの感想 · 2005年9月25日]

「馬鹿ね。心の内側だけで不幸になっていてもあたしみたいな相手にしかわからないのよ」(250p)

[かずみさんの感想 · 2005年2月15日]

十九郎と希沙良が・・・！ああ、これも切ない切ない・・・(泣)

著者プロフィール

１９６８年生まれ。早稲田大学文学部中退。８９年、大学在学中に第１３回コバルト・ノベル大賞佳作入選。同年のデビュー作、『天使はうまく踊れない』に始まる《ハイスクール・オーラバスター》シリーズは、昨２０２１年、完結した。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》、《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『われ清盛にあらず』『ハイスクール・オーラバスター・リファインド　最果てに訣す』、『ゼロワン』、『永劫回帰ステルス』などがある。

「2022年 『戦をせんとや生まれけむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」