本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086142465
作品紹介・あらすじ
学都リプサリアで、至高の神を描く聖像画家を目指し、十年の沈黙の行を続ける少女ノーマ。弟子入りを許されるまであと二カ月足らずとなったある日、ノーマは、神に似た容姿を持った学生、フォルカ・アスカリナと出逢う。その日以来、神に声を捧げた少女の心は少しずつ揺らぎ始めた。一方フォルカも、ノーマの祈る姿に心魅かれていき…。ノーマとフォルカの聖なる愛を描く、中世ロマン。
感想・レビュー・書評
-
中世のようなムードをもつ異世界が舞台のロマンス。至高神の絵を描くために声を捧げ沈黙を続ける少女に、一人の学生が恋をする。少女もまた、学生を忘れられなかった。彼女は貧しいながらも「聖の花嫁」と街の人々から呼ばれていた。ほおっておけば消えてしまいそうな、かすかな二人の想いは「俗の花嫁」と呼ばれる高級娼婦の思惑が絡んだことで意外な展開を迎えることに…!正統派のロマンスです♪ハッピーエンドなのがよかった!
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示