春王冥府 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086142779

作品紹介・あらすじ

燕国の王に育ての親を殺され、楽師として王に飼われることになった蘭綾。いつか蘭綾が自分に牙を剥いてくることを予感しながらも、蘭綾をそばに置きつづける燕王。魅かれあい、追いつめあう二人の絆は、隣国寧の使者がもたらしたある報せをきっかけに、次第に燕国の行く末をも危うくしてゆく-。コバルト・ノベル大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代に読んだ本で、印象深かったので十年ぶりに再読。覚えていたよりももっと、すごいホモの痴情のもつれだった。表現がふだん触らないタイプというか、耽美で豪華。けばけばしいくらい。内容はなんかちょっと、うわあ、という感じだけど。

  • 初版・1997年1月10日

  • 思わず買ってしまいましたが、とても面白かったです。でも“その後”の話が何とも・・・;哀しいお話だと思いました。そしてこれでBLのつもりじゃなかった真堂さんもすごいとおもいました(笑)。

  • 「ホントにデビュー作!?」というくらい、文章が上手い。

  • (多分)古代中国を舞台にした恋物語。主人公である囚われの身の楽人と傲慢な野心家の王との関係がなかなか魅力的。ラストシーンも美しいです。

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