ピジョン・ブラッド 影の王国(1) (影の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 : 榎木洋子

• 集英社 (1997年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

学校の帰りに、赤い月を見た翌日から、瞳の生活は一変した。全然目立たなかった同級生月哉が、存在感のある人に思えてきたのだ。それだけではない。道端に生える蔦、向かいの住人の不気味な影など、他の人には見えない変な物が、見えるようになった。最近ペットが次々にいなくなる怪事件と、何か関係があるのだろうか。月哉は何かを知っているらしいが…。

感想・レビュー・書評

[金谷さんの感想 · 2020年7月11日]

昔一度読んで、これはちょっと合わないな、と1巻で挫折したシリーズ。他シリーズの龍と魔法使いとかリダーロイスとかあの世界線の話は好きなんだけど。再読してもやはり合わない･･･。なんか典型的要素を並べ立てていて、浅い感じがして。美少女で人気もあるヒロインと、最初地味だけど実は異界の王子様って。あと周囲に被害が多くてつらい。ペットからクラスメイトから。読み進めたら面白くなるのかも、と期待して次へ。

[ainonさんの感想 · 2015年2月20日]

1997年発刊からはや20年

何回読み直したかな～

普通の、美少女が
非日常の事件にまきこまれていく
この巻は、サスペンスホラー色が
強くて、ザワッとしながら一気読みした

でも、巻を重ねるごとに
世界が広がって面白くなるのよね

[たびにゃんこさんの感想 · 2010年4月2日]

12巻。★4.5

[rin51さんの感想 · 2009年11月19日]

確か小学生の頃に読もうと思って手に取ったけれど（姉が読んでいたから）、
小学生の私の頭ではチンプンカンプンで、結局放置。
それから数年・・・今になって読んだら、すごく面白かった！
ちょっと暗い感じと、それなのにどこか甘いところ・・・それこそ影と光のようなお話で、そこがとても私は好き。

[榊さん · 2009/11/21]

二巻と最終巻、楽しみにしていて！たぶん次女が一月に帰るころには！

[koperima21さんの感想 · 2009年11月4日]

月哉の性格の悪さ最高！
でも冷たくなりきれず、優しいところがまたいい！！！！

[李音さんの感想 · 2009年7月2日]

主人公の女の子はある夜、真っ赤な月を見る。
その次の日から町のいたるところに変な蔦のようなものを見る。
自分以外の人はそのことにまったく気が付いていないのを知り戸惑う。
クラスで目立たない男の子が自分と同じものが見えていることに気が付き正体を探ろうとする。

全部で14冊出ていますが、1/3は現実世界、2/3は異世界の話。

[moisさんの感想 · 2009年6月21日]

月の影に隠れた国を描いています。発想がすごい。

[yutchoさんの感想 · 2009年2月5日]

学園ラブミステリーファンタジー？（長い）

全部足すとそんな感じ？
榎木洋子の長編です。ちょっと変わった目を持つ女子高生瞳と、赤い月の日にやってくる化け物たちと戦う的な……（なんてアバウトな）
そういや月哉もツンデレだな。笑

[_さんの感想 · 2009年1月18日]

8、9年前に読んだ。
挿絵が繊細で綺麗だったのは覚えている。
赤い月がどうの…という話だったような。
コバルトらしい感じの話だけど、割と好きだった覚えがあります。

[ouri61さんの感想 · 2008年7月28日]

ブルームーンまで所持。