炎の蜃気楼シリーズ(22) 魁の蠱 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086143387

作品紹介・あらすじ

「星の岩屋」は岩盤が崩れ落ち、祠は何か大きな力で吹き飛ばされていた。裂命星を先に奪われ、怒りをこらえる直江だったが、かすかに残った高耶の気配を感じるのだった。裂命星を奪った赤鯨衆は、白地城攻略を前に嶺次郎と草間の対立が深まっていた。衰弱している高耶は、白地攻めの遊撃隊長に抜擢されるが…。一方蘭丸の命を受け、裂命星を狙って織田の刺客が迫りつつあった。

感想・レビュー・書評

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  • 戦国は戦国だけど、なんだか遠いところにきてしまったなあ~という感じです。お話自体が面白いのでスイスイ読めました。ただやっぱり第二部と第三部は雰囲気が違う気がします。
    なんだろ~高耶さんと直江さんが一緒にいないからかな。
    とりあえず千秋さん再登場で嬉しい限りです!高耶さんもおとなしくしてようと頑張るけど長年染み付いた指揮者っぷりがでちゃってあわあわしてるのが可愛い~
    てか潮さんの「お前の存在自体が痛い」発言に吹いた。うん…否定出来ない

  • 目立たずに黙っていようと思っても自ずから出てしまう杭、打たれまくってますね。
    大願を持って復活してきたのに、高校生レベルのメンタリティでいじめとかすんなw>赤鯨衆の一部の皆様
    お人好しが祟って貧乏くじをひきまくった千秋氏、ついにキレるの巻。
    いやしかしお人好しって業病だから、そう簡単に治らないよ〜?

  • 炎の蜃気楼22

    赤鯨衆、アホっぽくていとおしい。

    なんか新撰組みたい。

    直江が鮎川と遭遇。一蔵はなかなかいいキャラ。

    千秋も高耶と遭遇。

    仙台から伊達ご一行が四国に来るらしい。ワクワクする。

  • 調伏しないでも救えそうな一縷を葛城一蔵に聞いてそれに賭けるため四国入りした直江だが裂命星は奪われていた。ざまあ
    赤鯨衆は白地城を攻めることに。鬼八の力か高耶は炎を操れるように。
    長宗我部信親の御霊が侵入者により調伏された。赤鯨衆は取り乱し草間は嘉田を疑う。暗殺者は上杉の者と聞き高耶は動揺する。
    直江は鮎川に見つかったが巻く。鮎川は色部が仙台を制圧し伊達郡が宇和島に逃げ込んでくると聞く。
    裂命星を隠した大剣神社を警備していた高耶は織田の命により長秀に襲撃される。
    景虎であることが赤鯨衆一部にばれだす。

    卯太郎かわいい。しかし‥‥あとがきにも書かれていましたが私も思いました、譲忘れるとは高耶殴るぞ^^どうなっちゃうのかなー‥‥

  • 戦闘シーンなどはテンポも良く純粋に楽しめた。

    ただどうしても高耶が気の毒で、何につけても何故普通に幸せになれないのか
    と思ってしまう。

    卯太郎が可愛い。

  • 直江、高耶の写真を発見する。
    高耶、織田に寝返った千秋に遭遇する。
    これからどうなっていくのか、先が楽しみ。

  • 徳島、高知。

    今作も、つうかむしろつらくなかった巻があるのかって話だが22巻もつらい。あまりにもつらくて、ミラージュを私に勧めてくれた友人に「高耶さんが報われる日はくるのか」と思わず問うた。彼女は高耶さんのことを「ワーカーホリック」と評していたが、それがみょーにしっくりくる第三部です。ところで赤鯨衆は何なんすかね。やることなすこと余りにも小さい。高耶さんをいじめてる場合じゃないだろうが。高耶さんがいなかったら余裕で滅んでる団体(…団体?)のくせに!

  • 若干落ちた熱も戻ってきたかな・・これからの話の展開に期待する!

  • 炎の蜃気楼-22

  • 吉村がうざすぎです。卯太郎がとてもかわいいです。
    全体的になんだかいろいろ落ちつかない巻。
    長秀はいちいちツボですが。相変わらず高耶さんは痛々しい。

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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