- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086144339
作品紹介・あらすじ
『青龍』の後見についての承諾を得るため、マクシミリアンは黒龍へ使いを出す。が、先触れの万里が何者かに襲われ、拉致されてしまった。白龍屋敷から、独断での万里の救出を禁じられた飛は、マクシミリアンへの反発心から、あえて禁を破り黒龍に乗り込む。屋敷が勢力を失い、黒党羽という猛者集団が悪事をくりかえす黒龍市では、ある密かな企みが進行していた…。四龍島シリーズ第13弾。
感想・レビュー・書評
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そうそう第2部ってこんなんやった!と思う。黒党羽のみなさんただの変態やから。
万里大人の出番の多い巻が好き。ていうか万里大人が好き。
冬眠様の今後の活躍に期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初版・1998年3月10日
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「龍は微睡む」で始まり、「龍は薫風を駆ける」で終わり。(と、思ったら続編が出た)
レビューは薫風にまとめてます♪
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いよいよ飛は押しつぶされそうで、見てて可哀想なくらい。万里が黒龍で拉致され、白龍屋敷からは捜索を禁じられながらも飛は万里を探しに行く。
黒龍では黒党羽というごろつきが幅をきかせ、盗賊まがいのことまでしていた。乗り込んだ飛はそこで老頭に不可思議な言葉を聞かされる。 -
飛とマクシミリアンの関係はいったい!? と首を傾げるしかないこの一冊。やっぱりそうなん? いやでも…、と考えを巡らせること間違いナシです。
青龍の後見の件を巡って、黒龍に先触れの使者を出した白龍屋敷。しかし、黒龍に使者として入った万里は黒党羽に捕えられてしまう。それを助けに行った飛と羅漢は元家に賊が入っていくのに出くわし…。
初登場の黒龍市と冬眠は何とも言いがたい雰囲気。マクシミリアンとの関係を気にするらしい飛は、どうしても落ち着かないらしく、投遣りな風に思えましたが。生きていたらしい玲泉と、何やら悲しい過去を背負っているらしい尊夫人に注目しながら、明らかになってきている飛の出生の秘密、そして何か裏があるらしい師父にも大注目です。