ちょー恋とはどんなものかしら (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 512
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086144780

作品紹介・あらすじ

男女もとに戻ったジオラルド夫婦と三つ子たちの再会の日の朝。野営地から森の中へ入ったサファイヤとオニキスは、ひょんなことから喧嘩をしてしまう。ひっぱたかれ、気を失うサファイヤ。目を覚ましたサファイヤは、何を思ったかオニキスを口説き始めて…!?表題作ほか、アラン王子の婚約をめぐるドタバタ劇『ちょー美しい姫君』、リブロとライーの出会いを描く『冬の祈り、秋の憧れ』を収録。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ5

    短編集

  • 目次
    ・ちょー美しい姫君
    ・ちょー恋とはどんなものかしら
    ・冬の祈り、秋の憧れ

    表題作よりも、他の2作の方が面白かったな。

    アラン王子と無理やり婚約者になろうと押しかけて来た美しい姫君オリヴィア。
    しかしその性格は、自分の美しさを鼻にかけ、ライバルは陰湿に排除していく、実に嫌なやつだった。
    断っても断っても動じないオリヴィアに対して、アラン王子が差し向けたのは、文句のつけようもない美女であるダイヤモンド。
    しかも明るく爽やかに人が悪い。

    全くオリヴィア何ぞ勝てる相手ではないのだけれど、へこたれない性格のため一向に引き下がらない。
    というわけで始まったのが、賭けポーカー。
    絶世の美女二人が、いいのか?これで。

    反対にあくまでもシリアスに話が進むのが『冬の祈り、秋の憧れ』
    美しくはあるが、賢しくて可愛げのないリブロは、貴族の娘としては使い勝手が悪い。
    おとなしく他家に嫁いでくれるとは思えないので。
    そこで父は、娘に「民のために、魔物のいけにえになってくれ」と言う。
    しかしそれは仕組まれた罠だった。

    たった10歳の少女が知ってしまった親の本音。
    自分が生きる意味はなんだ?

    しかし、自分は自分のために生きるのだ、と。
    女だからいろんなことを諦めるのではなく、女だってやればできる世の中をつくっていけばいい。
    それができるのは自分だ。

    強い子ですね。
    でもだからと言って、長じてジオラルドを亡き者にしようとしたのは良くないよ。
    それだけは忘れちゃいかんよ。

  • オリヴィア結構好きw

  • リブロとライーのお話しがすき。

  • シリーズ短編集。
    オリヴィア初登場。アラン王子もったいないことしたなー・てこのときは思った(笑)
    リブロとライーの出会いもありますが…こちらはやや暗いので、断然アランの話が好きっす。

  • 髪を切り落とすリブロが最高にカッコ良いです。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-64.html

  • 2008年12月18日

  • はじめて読んだシリーズものは多分これじゃないでしょうか。

  • どんなタイトルだよ!とつっこみたくなる本。ていうか中身あんま恋じゃないよ。
    いや恋かな。ダイヤちゃんは母でも強し、と。

  • 借り物。

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著者プロフィール

作家。富士見L文庫での作品に「マルタ・サギーは探偵ですか?」シリーズ、「妖怪と小説家」などがある。

「2017年 『鳩子さんとあやかし暮らし 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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