マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)

著者 :
制作 : ひびき 玲音 
  • 集英社
3.49
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本棚登録 : 1123
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086145916

作品紹介・あらすじ

期末試験で落ち着かない学園に、驚くべき噂が流れた。リリアン女学園をモデルにしたと思われる自伝的小説が出版され、しかもその作者が白薔薇(ロサ・ギガンティア)さまだというのである!小説の内容が二人の少女の禁断の恋を描いたものであることも加わって、学園は大騒ぎ。白薔薇さまの過去はタブーとなっていて、事情を知っている人もみんな口をつぐんでいた。祐巳と由乃は、真相の解明に乗り出したが…。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズで最も好きな話の一つ。
    白薔薇姉妹が好きで何度も読んでますがやはり悲しい。
    そして心が苦しくなる作品です。
    冒頭部分の台詞は何度も心にしみました。
    スガセイ作のいばらの森を読んでみたいと何度おもったことか。

    「私はね、大切な人にわかってもらえればいいの。」この言葉に救われ、周りの人より大切な周りの人達を大事にしようと思いました。

    白き花びらはすごく切ない。言葉にできないほどに。

  • 繋がってはいるけど、雰囲気の対照的な作品が二本。
    通常のノリの「いばらの森」も良いけど、この巻は何と言っても「白き花びら」でしょう。

  • 紅薔薇、黄薔薇とくれば白薔薇。シリーズ第3巻は白薔薇の過去がテーマとなっていました。とはいえ本編で動きまわるのは主人公の祐巳と黄薔薇の蕾、令と由乃。さすがは先手必勝なだけあり、とりわけ由乃が二人だけでなく物語りも引っ張っていった。
    もしかしたらだけど、祐巳や由乃に話すことで、過去のことだから。彼女は生きているのだからと今以上に進んでいくきっかけにもなっているのかな。

  • 期末試験で落ち着かない学園に、驚くべき噂が流れた。リリアン女学園をモデルにしたと思われる自伝的小説が出版され、しかもその作者が白薔薇さまだというのである!小説の内容が二人の少女の禁断の恋を描いたものであることも加わって、学園は大騒ぎ。白薔薇さまの過去はタブーとなっていて、事情を知っている人もみんな口をつぐんでいた。祐巳と由乃は、真相の解明に乗り出したが・・・!?

  • BOOKWALKER

  • 耽美な雰囲気もありつつ、きれいなお話し
    白薔薇様の過去ってそうだったんだねぇ

    本編の他に、三薔薇がつぼみの頃のエピソードも載っているけど
    ある意味でこっちがメインのような気がしてきたり・・・

    ところで、白薔薇様と志摩子さんはどうやって姉妹になったんだろ?
    この先に語られる事になるんだろうけど、気になる~

  • シリーズ第3巻。
    アニメで観た時よりも感動して、思わずボロ泣きしてしまったよ。

  • 第3巻。白薔薇さまの聖をモデルに書かれたのではないかと思われる「いばらの森」という小説が、リリアン女学園内で話題になる話。
    その内容は、少女同士の禁断の恋のお話だった。

    真相を探るべく、編集部へと乗り込む由乃ちゃんがもうパワフルw
    そして祥子様は、忙しくても本当は祐巳に会いたかったんだよね。直接書いてあるわけじゃないんだけど、伝わってくるのがいいなぁ。

    聖と栞の物語は、切なくて悲しい終わり方だったけれど、姉の存在が聖を救ってくれたんじゃないかな?
    何事にも囚われない感じの聖が、栞と出会って変わって、別れをのりこえて今のサバサバした性格になったんだなって思った。

  • 紅、黄ときて白薔薇のお話。

    1冊の小説に翻弄される少しミステリチックな展開なのだが...白薔薇のことより由乃のアグレッシブな変わり様の印象ばかり残るw

    後半は白薔薇の過去のお話。
    ガチ百合な話ではあるのだが淡くて切なくて、どこか神秘的なお話でした。

  • 「マリみて」の3冊目。私が選ぶ「Best volume of マリみて」は、これしかありえない。この本の後半に掲載されている「白き花びら」という短編が、あまりにも印象深いので…。白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)こと佐藤聖さまの過去を描いたこのお話しは、「同性を好きになって何故いけないのか」という聖さまの心の叫びが痛ましく、救いのない結末と相まって、涙なしには読むことができない。40冊近く刊行されている「マリみて」シリーズにおいて、恋愛感情がここまで明示的に描かれている箇所は他に見当たらず、本シリーズの異色作となっている。その一方、この短編が「マリみて」の世界観に与えた影響は極めて大きく、「マリみて」から百合的な要素を感じ取る読み方を確立させた意味で、「白き花びら」はシリーズの方向性を決定づけた一大転機だったのだと思う。

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