帝国の娘(後編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146302

作品紹介・あらすじ

重い病に臥せっている皇子アルゼウスの影武者にさせられたカリエ。彼女は帝国の皇位継承者としての教育を受けるべく、カデーレ宮殿に入ることになった。彼女を待っていたのは選帝のライバルとなる、ドミトリアス、イレシオン、ミューカレウスの三人の皇子。特に歳の近いミューカレウスの言動は挑発的で、何かにつけてカリエにからみ、ついには決闘をする羽目になってしまうのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • 1999年執筆とのことですが今読んでも全く古臭くない大河ドラマでした。
    偏見や生まれによるままならなさが実例とともにスッと入ってきて、陰謀の根底にあるのが情愛で主人公がそれを察してくれるため敵役にも感情移入できました。

    俗な感想を言わせていただきますと、気高く聡明で美しい最強の女、超好き。
    続きも楽しみです。

    挿絵も美麗なので、事情があったのは理解しますがやっぱ電子版にないのは残念だなー!

  • なんともまあ。。。
    カリエが来たことで、深く潜行していた陰謀が、表面化し暴発したということだろうか?
    読みやすく、どんどん読み進めてしまうが、物語はまだまだ、これから。

  • 37:ドーン兄上にくらくらします。続きが楽しみです!

  • ただの田舎娘が身代わりになってるのではない,カリエ自身に謎がある.ラクリゼの登場によって背景に広がる闇のようなものが一気に広がったようで,次巻からが楽しみだ.

  • キャラクターが増えて今後楽しみ。

  • 登場人物がとても人間味あふれるかんじ。

  • あれ?終わらない……。

    なんとゆがんだ愛情だろう。

  • 前編凄く良い出来で期待して後編読んだが、最後の展開(黒幕)が気に入らなかったので失速

  • 第3皇子の影武者として帝国皇位継承者が集められるカデーレ宮に入ったカリエ。
    そこで他の3人の皇子と帝位を競うことに…

    前編に続き面白かった。
    カリエはもちろんのこと、他の皇子達も魅力的です。
    そして、サルベーンとラクリゼは一体何者なのか…続きが気になります(>_<)

  • おもしろかった。思いは純粋であっても心に深い闇をもたらす。カリエが思った以上に行動的で真っ直ぐ突き進み、相手と正面から対峙できる娘で、女神の話も絡み新たな展開がありそうで楽しみ。

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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