- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086146616
感想・レビュー・書評
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今回も二本立て
一つ目は黒薔薇と志摩子さんの生徒会選挙対決?
という表現はしっくりこない・・・
でもまぁ志摩子さんにスポットが当たってると言えばそうかな?
そして白薔薇さまがカッコイイ
二つ目は祥子さんの家でお正月の合宿
これまた白薔薇さまがカッコイイ
何だかんだで白薔薇さまのお話しになってる(笑)
ってか、人となりが変わったきっかけはわかってるけど
何でそんな立ち居振る舞いをするのかがよくわからん
ま、地がそうだったのか、はたまたこれも演技なのか・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第4巻
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第4巻。三学期が始まり、薔薇さま達の卒業が近づく。てっきり薔薇さまの後はつぼみが継ぐのだと思っていたら、「ロサ・カニーナ」と呼ばれる生徒が立候補してきて!?
白薔薇様は中身がタラシというか、イケメンだな。白薔薇に憧れていた蟹名静に、餞別にキスかますあたりとか、何も言わずに由巳を祥子様と会わせるあたりとか。
妹である志摩子との関係は、不思議だけどいいな。お互いがお互いであることを認めていて、それを互いがわかっていればいいみたいな感じなのかな。
祥子様を笑顔にした紅薔薇にしっとしたり、祥子の「きてくれて嬉しかったわ」の一言に舞い上がる由巳が可愛いかった。 -
生徒会選挙のお話。
ロサ・カニーナこと蟹名静の登場。
山百合会関係のキャラに比べてどこか陰のある感じのキャラ。
陰湿ではなくて・・・なんとなく幸が薄そうなタイプ。
後半は少し時間が戻って正月での「なかきよ」。
ウチにはそういう風習なかったなぁー。
どちらも祐巳視点ではるが、いいところは全部白薔薇さまが持って行った一冊。 -
生徒会選挙でこれだけドラマを描けるってすごい。
ロサ・カニーナのキャラもいいし。
聖歌隊のメンバーとか素敵だし、ロサ・ギガンティアへの憧れとか素敵だった。
印象的な人。とはいえ、マリみてに描かれる人はみんなそうだけど。 -
静さまは愛人。
静さまって愛人体質ですよね・・・このまま常に聖さまのセカンドポジションにいそう。
私はかなり静さまが大好きで、鎌倉に静さまを偲んで静御前を食べに行くという意味不明な行動をしたりもしました(笑)
静さまはマリみてにおける永遠の歌姫ですね・・・。 -
今回のは良かったですね!
特にロサ・ギガンティア。光ってました。
二つ目のお話も面白かったし。
でも三年生の出番が減ったのがちょっと寂しかったかな… -
山百合会の選挙に新たな候補者が!という内容の「ロサ・カニーナ」は覚えていたんだけど、まさかここに新年会の話も入っていたとは思わなかった!
つい先日「くもりガラスの向こう側」で、次の年の新年会を見たばかりなので、新鮮というか、ああ、一回目こうだったなぁ、って。
ここでの聖さまも大好き。
ぽんぽんと言い合う柏木さんとのコンビはいいと思うんだけどな。
柏木さんの性癖については、個人的にあれは嘘なんじゃないかなーと思っている私。
子供の頃から彼を好きな祥子を一回自由にしていろんな選択肢を与えたかったのかも、とか邪推しているんですが、ホントのところはどうなのかな?
まあ、全くの事実無根とも思っていないのですが(笑)
なので、柏木さんの相手として、祥子さまでも祐巳でも聖さまでもいいな、とは思うんだけど。
しかし、男前だったよ、聖さま。
さすが、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)
一連のこの話を読み返して、最初の頃「ロサ・ギガンティアって名称は、なんだかリングネームみたい」と思っていたのを思い出しました。
でも、妹である志摩子さんがロサ・ギガンティアとなられてからは、そんなことすっかり忘れていたので、名称というよりは聖さまのキャラクターによるものが大きかったのかも。いや、プロレスはしないけど。
しかし紅薔薇姉妹!
こんなにもラブラブだったっけ?と、読み返してちょっと恥ずかしくなりました。
今はすっかり出来上がって、いろんなことを乗り越えた安定感と信頼があるから、そんなにラブラブしていないのねー。
そして「ロサ・カニーナ」の最後、静さまと聖さまのやり取りはすごく胸に残りました。
関わらなくても、ここまで人が人の生き方を左右することがあるんですね。
きっと静さまはいい生き方をするんだろうな。 -
2010/03/19.